【甲府｜採点・寸評】
GK
１　河田晃兵　６
大槻の際どいヘディングシュートには、鋭い反応を披露。フィードも含めて終始安定していた。
 
DF      
41　土屋征夫　６
対人守備は◎。チャンスにはつながらずも、時折見せたオーバーラップも光った。
 
４　山本英臣　6.5
高山の動きに翻弄されず冷静に対応。激しいタックルを仕掛けて、未然にピンチを防ぐプレーはさすが。
 
17　津田琢磨　６
闘志むき出しの気迫溢れる守備は健在。厳しい暑さと湿度での戦いにもめげす、最後まで豊富なスタミナで戦った。
 
MF     
28　橋爪勇樹　5.5
６試合ぶりに先発に名を連ねたものの、アピールには失敗。前半終盤、鋭い突破は見せたが最後の局面で相手に潰された。
 
６　マルキーニョス・パラナ　６
バランス重視でプレー。後半は相手が前掛かりになった隙を突いて、何度かカウンターの起点にもなった。
 
18　下田北斗　６
ボールを引き出す動き、左右に散らすパスセンスで攻撃を構築。貪欲にゴールを狙っても良かったか。
 
27　阿部翔平　6.5
ニアサイドへの正確なクロスでバレーの先制弾を演出。守備では背後を突かれることもなく、さすがの安定感を見せた。
 
FW     
23　稲垣　祥　６
主に守備面での奮闘が目立った。相手のボールホルダーに対し、しつこく食らいつきながら果敢にプレスを仕掛けた。
 
９　阿部拓馬　６
絶妙なヒールパスで先制点の起点となる。シュート０本に終わるも、後半は突破力も徐々に際立たせた。
 
10　バレー　７
前半は良いところがなかったが、味方からの「ニアに飛び込め」とのアドバイスを受け貴重な働きを示す。ここぞで見せる決定力は見事だった。
 
交代出場
MF
28　新井涼平　６
橋爪に代わって、右WBで出場。対面した武田をパーフェクトに封じ、合格点のプレーも見せた。
 
FW
19　盛田剛平　－
出場時間が短いなかでも、随所で上手くボールを収めるなど、存在感を見せる。
 
MF
30　保坂一成　－
守備固めの一策として、ボランチで２試合連続の途中出場。球際で泥臭く戦いながら、勝点３獲得に貢献した。
 
監督
佐久間悟　6.5
前半の内容に課題は残しつつも、堅守を乱さず勝利を手繰り寄せる。前半の出来が良くなかったバレーを、後半も引っ張りながら結果につなげた。
 
取材・文：橋本 啓（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。