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名将が残した伝統と新たなスタイルの融合で全国優勝を狙う!【第100回選手権】出場校取材・流通経済大柏

カテゴリ:高校・ユース・その他

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2021年12月22日

チームの伸びしろを考えたときに〝分析〞に辿りついた

SPLYZA Teamsの導入は分析の効率化のほかにもスタッフ陣、選手とのコミュニケーションツールがより円滑に行なえるようになったという。(写真)田中研二

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【流通経済大柏・齋藤礼音コーチインタビュー】

さいとう・れおん
八千代高、仙台大を経て、ジェフ千葉のリザーブスなどでプレー。引退後に指導者の道へ。水戸の下部組織などでコーチを務め、2014年から流経大柏高で教員として勤務し、コーチとして選手の指導にあたる

選手自身がチームの課題や自分の長所と向き合うきっかけに

 SPLYZA Teamsを導入したきっかけは3年前です。当時コーチだった榎本雅大監督とチームをより強くするための伸びしろがどこにあるかを考えたとき、分析とフィジカルではないかという結論になりました。分析は以前から取り組んでいましたが、やり切れていないという部分もありました。

 いざ導入してみると相手の分析やチーム、個人のプレーを振り返るなど、使い方は無数に存在していて、その中で最も良いなと思っているのは好きな時間に個人が映像を見られることです。

 ただでさえ、高校生は授業と部活で過密なスケジュールなうえ、分析を全員で行なう場合はトレーニングを削らないと時間を作れませんが、SPLYZATeamsは選手個人でスマホから好きな時間に見られますし、自分の見方次第で学べる範囲も変わってきます。

 実際に選手たちにも変化があって、走行距離などの数字には以前から選手たちも非常に興味を持っていましたが、その数字がどう評価できるのかまで落とし込むのは難しかった。でも、映像で振り返ることで一気に分かりやすくなりました。数字だけでは理解できないけど、映像があれば分かりやすい。

 去年は新型コロナウイルスの影響であまり試合ができませんでしたが、その
時間で使い方を精査できたので、今年はより効果的になったと思います。
 
分析を通したコミュニケーションでより明確な意思疎通が可能に

 コーチの立場として選手に課題を伝えやすくなりました。文章だけでは伝え切れないことがある時はミーティングをやるのですが、SPLYZA Teamsで僕が気になった部分の映像を選手たちは事前に見てから参加するので、短時間でスムーズになりました。

 また、僕にとっては分析を任せてくれた榎本監督とのコミュニケーションツールでもあります。ウォーミングアップやトレーニングの最初は僕がオーガナイズするのですが、試合や会話、日々の分析から監督の狙いやテーマを僕が汲み取って、選手への伝え方やメニューに反映しています。そのうえで監督が僕の意図を感じ取ってくれるので、タグ付けしたSPLYZA Teamsの映像などを介してスタッフ間の連携も取れるようになりました。

さらなる成長のために〝チーム〞から〝個人〞の分析へ

 今後の課題としては自己分析の時間を増やしたいですね。チームの勝利と同じぐらい選手の成長も大事。現状が100点という考えを持つのではなく、常に成長を求めて取り組んでいく。今年はプラン通りに進められているので、来年はプラスアルファで〝個人〞の分析もしていきたいですね。

 選手権は強敵揃いですが、負ける気はない。誰よりも真剣にサッカーに向き合ってきた選手たちと一緒なので楽しみです。
 

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