「FWの日本人選手は重点的に探していました」
2022シーズンに浦和レッズ加入が決まっている京都橘高のFW木原励(3年)の加入内定会見が10月19日に行なわれた。
会見に登壇した安田文彦校長は同校からの10人目のJリーガー誕生を喜び、米澤一成監督は、「C大阪U-15から進学。中学時代はバランスの良い選手という印象で、技術、フィジカル、スピード、サイズ感を含めてオールマイティに兼ね備えている選手。高校ではより速く、強く、プラス彼の特長である賢さが伸びれば、本当に良い選手になるんじゃないかなと思っていました」と振り返る。
その言葉通りに成長を遂げた木原は、2年次にFW西野太陽(現・徳島)と2トップを組み、冬の選手権で2得点を挙げるなど確かな実績を残す。米澤監督は「西野からの影響も大きかったと思います。内面的には特にキャプテンになって、3年生になって点を取るだけでなく、いろんな意味でチームを支えるという立場で成長してくれた」とプレー面、精神面ともに期待通りの成長を遂げたと自信を持って送り出すつもりだ。
会見に同席していた浦和の西野努テクニカルダイレクターは、木原獲得の経緯についてこう語った。
「浦和の歴史を見ても日本人ストライカーが常にいる。これからのことを考えても浦和レッズを代表するような選手になってほしいと、FWの日本人選手は重点的に探していました」
浦和にとっては、静岡学園から2004年に加入した横山拓也以来、18年ぶりの高体連出身のFW選手獲得。西野TDは木原について次のように評価した。
「僕らはインテリジェンスと言っていますが、頭の良さというか、相手の裏をかく動き出しとか、(スペースの)狙いどころ」などが強みだとし、「身のこなしは天性のもの。身体の向きだとかボールのもらい方。それはなかなか見られない素養」と語る。
さらに「力強さやプロの激しさに慣れてもらえば、時間がかからずに活躍してもらえると思う」「浦和の将来だけでなく、日本の将来を担うような選手」と太鼓判を押す。
会見に登壇した安田文彦校長は同校からの10人目のJリーガー誕生を喜び、米澤一成監督は、「C大阪U-15から進学。中学時代はバランスの良い選手という印象で、技術、フィジカル、スピード、サイズ感を含めてオールマイティに兼ね備えている選手。高校ではより速く、強く、プラス彼の特長である賢さが伸びれば、本当に良い選手になるんじゃないかなと思っていました」と振り返る。
その言葉通りに成長を遂げた木原は、2年次にFW西野太陽(現・徳島)と2トップを組み、冬の選手権で2得点を挙げるなど確かな実績を残す。米澤監督は「西野からの影響も大きかったと思います。内面的には特にキャプテンになって、3年生になって点を取るだけでなく、いろんな意味でチームを支えるという立場で成長してくれた」とプレー面、精神面ともに期待通りの成長を遂げたと自信を持って送り出すつもりだ。
会見に同席していた浦和の西野努テクニカルダイレクターは、木原獲得の経緯についてこう語った。
「浦和の歴史を見ても日本人ストライカーが常にいる。これからのことを考えても浦和レッズを代表するような選手になってほしいと、FWの日本人選手は重点的に探していました」
浦和にとっては、静岡学園から2004年に加入した横山拓也以来、18年ぶりの高体連出身のFW選手獲得。西野TDは木原について次のように評価した。
「僕らはインテリジェンスと言っていますが、頭の良さというか、相手の裏をかく動き出しとか、(スペースの)狙いどころ」などが強みだとし、「身のこなしは天性のもの。身体の向きだとかボールのもらい方。それはなかなか見られない素養」と語る。
さらに「力強さやプロの激しさに慣れてもらえば、時間がかからずに活躍してもらえると思う」「浦和の将来だけでなく、日本の将来を担うような選手」と太鼓判を押す。
3度の練習参加を経て浦和への加入を決めた木原自身は、「最初に行ったときはプロの強度とかスピード感について行くのに必死でした。自分自身このままじゃプロに行けない」と実感。2回目は、プレースピードにも慣れ、スムースにゲームに入ることができた一方で、「守備や強度の部分がまだまだプロでやっていけないなと感じた」という。
それでも、「逆にボールがすごく出てくるので、ここに行ったら出てくるだろうとか、このスペースを使ったら活きるんじゃないかというのは感じて、すごく楽しかった」と徐々にプロの世界にも順応。
そして3回目には、「受け方やスペースの使い方はすごく良くできるようになった」とし、「自分の成長を3回の中でも感じられた」と自信も得たようだ。
浦和への練習参加で得たのはそれだけではない。
現チームにいるストライカーたちを間近で見たことで、「それぞれの選手が違う良さがあって、自分が目指すべき選手たちだと思った。興梠(慎三)選手は動き方や抜け出し方がすごくうまくて、自分はそこを長所としてやっているので吸収したい。(キャスパー)ユンカー選手は、シュートがうまく、速くて強い。なんでそこにいるんだろうという結果を出せるポジショニングを取っている。いろんなものを吸収したい」と新たな刺激を受け、「日本を代表するチームで、日本を代表するサポーターの皆さんの前で早くプレーしたい」と意気込みを語った。
木原はキャプテンとして、最上級生として16日から始まった全国高校選手権の京都予選に臨む。プロの世界で受けた刺激をもとに、「インターハイの悔しさを胸に、京都予選を全員でしっかり戦い、全国制覇したい」と決意を語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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それでも、「逆にボールがすごく出てくるので、ここに行ったら出てくるだろうとか、このスペースを使ったら活きるんじゃないかというのは感じて、すごく楽しかった」と徐々にプロの世界にも順応。
そして3回目には、「受け方やスペースの使い方はすごく良くできるようになった」とし、「自分の成長を3回の中でも感じられた」と自信も得たようだ。
浦和への練習参加で得たのはそれだけではない。
現チームにいるストライカーたちを間近で見たことで、「それぞれの選手が違う良さがあって、自分が目指すべき選手たちだと思った。興梠(慎三)選手は動き方や抜け出し方がすごくうまくて、自分はそこを長所としてやっているので吸収したい。(キャスパー)ユンカー選手は、シュートがうまく、速くて強い。なんでそこにいるんだろうという結果を出せるポジショニングを取っている。いろんなものを吸収したい」と新たな刺激を受け、「日本を代表するチームで、日本を代表するサポーターの皆さんの前で早くプレーしたい」と意気込みを語った。
木原はキャプテンとして、最上級生として16日から始まった全国高校選手権の京都予選に臨む。プロの世界で受けた刺激をもとに、「インターハイの悔しさを胸に、京都予選を全員でしっかり戦い、全国制覇したい」と決意を語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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