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【日本クラブユース選手権(U-18)関東大会】FC東京U-18が連覇達成! “関東ナンバーワンの称号”を掴む

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2015年06月26日

気迫を漲らせたFC東京U-18が、局面の攻防で優位に立つ。

【警告】FC東京U-18=相原(53分) 鹿島ユース=なし
【退場】なし

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『第39回 日本クラブユース選手権(U-18)』の関東大会・順位決定戦が6月20日~21日に那須スポーツパークで開催された。「11」の出場枠のうち、すでに2次予選(5月下旬~開催)でグループ1、2位になった8チームの本大会出場が決定。今回はその最終順位を懸けた戦い(1~4位決定戦、5~8位決定戦)に加え、残る出場3枠を巡り、2次予選グループ3位の4チームによる(9~12位決定戦)熱き戦いも行なわれた。
 
 1~4位決定戦の決勝には、FC東京U-18と鹿島ユースが進出。前年の関東王者である前者は、序盤から積極的に攻め込み押し気味に試合を進めると、35分にゴール前でFKを獲得する。「最初は自分が蹴ろうとは思っていなかったけれど、コースを見た時にGKが(渡辺拓也の)右足を警戒しているような感じだったので」(佐藤亮)との狙いが奏功し、左足で直接ネットを揺らした。
 
 その後、後半序盤にFKの流れから同点ゴールを許したFC東京U-18だが、ここから本領を発揮。「今年は公式戦で鹿島に負けていたので、同じ相手に二度も負けたくなかった」(渡辺拓也)との想いを持ちながら気迫を漲らせて再び流れを引き寄せる。すると74分、FW大熊健太のゴールで勝ち越しに成功。局面の攻防でことごとく優位に立って、鹿島ユースの反撃を許さなかった。
 
「選手たちが勝つことの楽しさや達成感、喜びなどに前向きな姿勢で取り組んでくれている」という佐藤一樹監督の言葉どおり、自らの意思で歓喜の瞬間を掴んだ。その姿はまさに“関東ナンバーワンの称号”に相応しいものだった。
 
取材・文:松尾祐希(サッカーライター)

前線でFC東京U-18の攻撃を牽引した佐藤(10)。35分には、直接FKで先制点を決めた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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鹿島ユースは後半序盤、石津(13)が同点ゴールを奪取。流れを引き寄せ反撃を仕掛けたが、一歩及ばなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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