残留争いとはほぼ無縁、ACL出場圏内も狙える位置に
歴史を塗り替える一戦になるかもしれない。
アビスパ福岡は10月2日、J1リーグ第31節で清水エスパルスをホームに迎える。この試合に勝てば、無条件でJ1残留が確定。引き分け、もしくは負けても、他会場の結果によっては残留が決まる。
“5年周期”の終焉――福岡は過去、J1に昇格したシーズンに降格という経験が3度ある。そのサイクルはちょうど5年に一度。06年シーズンに5年ぶりの昇格を果たすも、その年に降格。5年後の11年シーズン、さらにまた5年後の16年シーズンも、同じ結末だった。
迎えた今季、5年ぶりのJ1の舞台。30試合を消化した時点の成績は、13勝7分10敗、勝点46の8位。残留争いとはほぼ無縁で、ACL出場圏内も狙える位置にいる。
清水戦に向けて、長谷部茂利監督は次のように意気込みを語る。
「次節、そういう可能性があるのであれば、少しでも早く実現したい。なるべく早く実現して、チームの目標に到達できるように」
掲げる目標は「50ポイント以上、順位は10位以上」。ミッションクリアは十分に射程圏内だ。
アビスパ福岡は10月2日、J1リーグ第31節で清水エスパルスをホームに迎える。この試合に勝てば、無条件でJ1残留が確定。引き分け、もしくは負けても、他会場の結果によっては残留が決まる。
“5年周期”の終焉――福岡は過去、J1に昇格したシーズンに降格という経験が3度ある。そのサイクルはちょうど5年に一度。06年シーズンに5年ぶりの昇格を果たすも、その年に降格。5年後の11年シーズン、さらにまた5年後の16年シーズンも、同じ結末だった。
迎えた今季、5年ぶりのJ1の舞台。30試合を消化した時点の成績は、13勝7分10敗、勝点46の8位。残留争いとはほぼ無縁で、ACL出場圏内も狙える位置にいる。
清水戦に向けて、長谷部茂利監督は次のように意気込みを語る。
「次節、そういう可能性があるのであれば、少しでも早く実現したい。なるべく早く実現して、チームの目標に到達できるように」
掲げる目標は「50ポイント以上、順位は10位以上」。ミッションクリアは十分に射程圏内だ。
そのためにも、まずは清水戦で勝利を掴みたい。残留を決められるかどうかの大一番だが、フアンマ・デルガドとともにチームトップの5得点をマークするFW山岸祐也は、“いつも通り”を強調する。
「エスパルスは降格するかしないかギリギリのところにいて、凄いパワーを使って試合に臨んでくると思う。それを受けてるようではダメだし、自分たちは立ち上がりからガンガン行く、そういう自分たちの良さを出していけば、自ずと結果もついてくると思う。
特に、そういう意識(残留)というよりは、いつも自分たちがやっていることをしっかりやって、勝ちに持っていこうというほうが強い」
長谷部監督は「簡単にはいかないと思う」と警戒する。
「(清水は)チームのやり方は整備されていますし、夏場に選手が新たに加わって、パワーアップしている。得点を取れる選手がいて、日本代表選手がいる守備面も強烈。順位通りのゲーム内容になるかと言うと、そうではないと思う」
残留のかかる特別な一戦。だが、指揮官にとってはあくまでも「38分の1」。これまでと変わらず「一戦必勝で同じように挑みたい」と表情を引き締めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】試合を盛り上げたアビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズを特集!
「エスパルスは降格するかしないかギリギリのところにいて、凄いパワーを使って試合に臨んでくると思う。それを受けてるようではダメだし、自分たちは立ち上がりからガンガン行く、そういう自分たちの良さを出していけば、自ずと結果もついてくると思う。
特に、そういう意識(残留)というよりは、いつも自分たちがやっていることをしっかりやって、勝ちに持っていこうというほうが強い」
長谷部監督は「簡単にはいかないと思う」と警戒する。
「(清水は)チームのやり方は整備されていますし、夏場に選手が新たに加わって、パワーアップしている。得点を取れる選手がいて、日本代表選手がいる守備面も強烈。順位通りのゲーム内容になるかと言うと、そうではないと思う」
残留のかかる特別な一戦。だが、指揮官にとってはあくまでも「38分の1」。これまでと変わらず「一戦必勝で同じように挑みたい」と表情を引き締めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】試合を盛り上げたアビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズを特集!