「野球の大谷選手のような二刀流というのもあるかもしれない」
日本に復帰した松井大輔は9月14日、『ABEMA SPORTSLIVE2ch』でY.S.C.C.横浜のフットサルチームへの加入会見を行なった。
2000年に鹿児島実高から京都に加入した松井は、04年に当時フランス2部のル・マンへ移籍。その後、フランスのサンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンやロシアのトム・トムスク、ブルガリアのスラビア・ソフィア、ポーランドのレヒア・グダニスク、オドラ・オポーレなど各国のクラブで活躍。Jリーグでも2014年から17年に磐田、2018年から横浜FCなどでプレーしていた。
2020年12月には、ベトナムのサイゴンFCへ移籍。しかし、2021年の1月に新シーズンが開幕したベトナムリーグは、2月の旧正月での中断期間からコロナ禍の影響を色濃く受け、以降は都市がロックダウン。リーグ戦再開も当初の予定から大幅に延期された状況が続いていた。
2010年の南アフリカ・ワールドカップも経験した元日本代表は、ベトナムでは「明日の練習も分からないところもある」とし、「詳しいことはわかりませんが、7月終わりから開催されると言われていたが、ロックダウンが伸びて、最後は来年の2月からとなっていた」と当時を振り返る。
そんな折に今回のフットサルチームへのオファーがあったという。「今回いろいろとオファーがあるなか、本当はベトナムでプロ生活を終えようか迷っていました。この1年で引退を考えた時もありました」
2000年に鹿児島実高から京都に加入した松井は、04年に当時フランス2部のル・マンへ移籍。その後、フランスのサンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンやロシアのトム・トムスク、ブルガリアのスラビア・ソフィア、ポーランドのレヒア・グダニスク、オドラ・オポーレなど各国のクラブで活躍。Jリーグでも2014年から17年に磐田、2018年から横浜FCなどでプレーしていた。
2020年12月には、ベトナムのサイゴンFCへ移籍。しかし、2021年の1月に新シーズンが開幕したベトナムリーグは、2月の旧正月での中断期間からコロナ禍の影響を色濃く受け、以降は都市がロックダウン。リーグ戦再開も当初の予定から大幅に延期された状況が続いていた。
2010年の南アフリカ・ワールドカップも経験した元日本代表は、ベトナムでは「明日の練習も分からないところもある」とし、「詳しいことはわかりませんが、7月終わりから開催されると言われていたが、ロックダウンが伸びて、最後は来年の2月からとなっていた」と当時を振り返る。
そんな折に今回のフットサルチームへのオファーがあったという。「今回いろいろとオファーがあるなか、本当はベトナムでプロ生活を終えようか迷っていました。この1年で引退を考えた時もありました」
「家から出られず、軍の人がごはんを持ってきてくれた。ちょっとした非常階段や解放されていた屋上に少し出れたくらい。外に出れないというのはサッカー選手としては致命的」というベトナムでのロックダウン中に「ここで終わっていいのか?」と自問自答し、以下のような結論に至ったという。
「フットサルの話が来た時に、自分らしさを一番に、長くないサッカー人生をどう進むか考えた結果、子供に戻ったようなワクワク感をピッチで表現できるのかな」
松井は、このように考え、YS横浜フットサルチームへの加入を決断した。
日本への復帰、フットサルの転向については、Fリーグの公式戦に出場し、フットサルのワールドカップに日本代表として出場した経験も持つ、元チームメイトの三浦知良に相談。カズからは「面白いんじゃないかという話もしていただき、難しいけど大輔ならできるんじゃないかと言っていただきました」とエールを送られたようだ。
サッカーとフットサルでは小さくない違いもあるものの、松井の持ち味でもあるテクニックや創造性などが活きる部分も少なからずある。
40歳となった松井は「Fリーグや日本のフットサル界を盛り上げられたら」と意気込みを語った。
YS横浜はフットサルチーム以外にもJ3に参戦しているサッカーチームも併せ持つ。
「この先どうなるか分かりませんが、野球の大谷選手のような二刀流というのもあるかもしれないですが、それは分かりません」
稀代のテクニシャンは新たな挑戦も視野に日本復帰を決めたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「フットサルの話が来た時に、自分らしさを一番に、長くないサッカー人生をどう進むか考えた結果、子供に戻ったようなワクワク感をピッチで表現できるのかな」
松井は、このように考え、YS横浜フットサルチームへの加入を決断した。
日本への復帰、フットサルの転向については、Fリーグの公式戦に出場し、フットサルのワールドカップに日本代表として出場した経験も持つ、元チームメイトの三浦知良に相談。カズからは「面白いんじゃないかという話もしていただき、難しいけど大輔ならできるんじゃないかと言っていただきました」とエールを送られたようだ。
サッカーとフットサルでは小さくない違いもあるものの、松井の持ち味でもあるテクニックや創造性などが活きる部分も少なからずある。
40歳となった松井は「Fリーグや日本のフットサル界を盛り上げられたら」と意気込みを語った。
YS横浜はフットサルチーム以外にもJ3に参戦しているサッカーチームも併せ持つ。
「この先どうなるか分かりませんが、野球の大谷選手のような二刀流というのもあるかもしれないですが、それは分かりません」
稀代のテクニシャンは新たな挑戦も視野に日本復帰を決めたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部