「チャンスは多く作れていたと思う。あとは…」中国戦勝利も伊東純也が挙げた課題

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2021年09月08日

伊東のアシストもありリードで折り返すも…

中国戦では値千金のアシストを決めた伊東。しかし試合後には反省の弁も。(C)Getty Images

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 日本代表はワールドカップ最終予選の2戦目で中国に1-0の勝利を収めた。オマーンとの初戦を0-1の黒星で終えたチームにとって、なにより勝点3を得たのは大きい。

 2試合ともに右サイドハーフで先発した伊東純也は中国戦を振り返る。

「初戦を落としてしまって、今日絶対に勝たなければいけないことで、まず勝点3を獲れたのは良かったと思います。でも攻撃の部分ではもっと質を高められたし、切り替えや守備の部分は良かったと思うので、そこは継続して。次集まる時にもっとみんなパフォーマンスが上がればいいかなと思います」

 チームとしての課題は少なくないが、勝利を呼び込んだのは、伊東のプレーだった。

 40分、遠藤航からパスを受けると持ち前のスピードで相手を振り切り、鋭いクロスを供給。大迫勇也のゴールをアシストしてみせた。

「いつもは相手のカバーがいたんですけど、あそこで受けた時にシンプルに1対1だったので、スピードに乗って縦に仕掛けてクロスを上げるというイメージで。それが上手くいきました」

 この伊東のアシストもあり前半を1-0で終えたものの、後半は主導権を握れず、62分にアロイージオ、アランという帰化選手を投入してきた中国にボールを持たれる場面すらあった。
 
 なんとか流れを取り戻そうとしたものの、時間は過ぎていき、最後まで追加点がうばえないまま、試合は終了。なにより勝点3を奪えたのは良かったものの、反省材料も少なくない試合だった。

「チャンスは多く作れていたと思うし、あとは決定力の部分。最後のアイデアはもう少し必要かなと思います」

 そう伊東は課題を挙げる。

 10月シリーズはサウジアラビア、オーストラリアというグループ内でも強敵と見られる2チームとの対戦だ。しかし伊東は累積警告のためサウジアラビア戦に出場することはできない。

「しょうがないというか、イエローカードをそんなにもらうタイプではなかったですけど、2試合でもらってしまった。でも総力戦だと思うし、誰が出ても勝たないといけないと思うので、チームをサポートしたいなと思います」

 そう意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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