バルセロナを去ったメッシは、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンとの交渉がすでに開始していると、複数の現地メディアが報じた。

　スペイン紙『MARCA』などによれば、パリSGは退団が発表された日に、メッシの父で代理人でもある、ホルヘ氏に接触を開始。年俸4000万ユーロ（約52億円）の２年契約+１年の延長オプション付きのオファーを出しているという。
 

　パリ側はこの交渉を今週末でまとめたい意向で、パリSGのロッカールームでも歓迎ムードが漂っているそうだ。また、現在10番を背負っているネイマールは、メッシが来るのであれば「No.10」を譲ると申し出たという。だが、メッシはこれを拒否。かわりに若いころに背負っていた「19」を希望しているという。

　加えて、パリSGを率いるマウリシオ・ポチェティーノ監督は記者会見で交渉を否定せず。クラブを買収したカタールの首長を務めるタミム・ビン・ハマド・アル・タニ氏の弟であるハリド・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アル・タニ氏は、自身のTwitterで「交渉は正式に終了している」とメッシの加入は確定事項だと綴っている。

　パリSGは今夏、インテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを獲得。ここにメッシが加われば、悲願のチャンピオンズ・リーグを制覇するための戦力増強には申し分ないだろう。

　果たして本当にメッシはパリSGのユニホームに腕を通すのか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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