イタリアは過去、エジプト相手に11ゴール
銅メダルを獲得した北中米王者は、ある記録でも歴史に名を残したようだ。
8月6日、メキシコは東京五輪の3位決定戦で日本と激突。開始13分にPKで幸先よく先制すると、23分と58分にはいずれもセットプレーからヘッドで追加点を挙げ、流れを完全に自分たちのものに。その後、78分に三笘薫に1点を返されるが、大勢に影響はなし。そのまま3-1で逃げ切り、表彰台の最後の1枠に滑り込んだ。
韓国との準々決勝で6発快勝したメキシコは、準決勝のブラジル戦こそスコアレスでPK戦の末に敗れたものの、メダルが懸かった大一番でも3発を叩き込んだ結果、今大会の総得点数は17まで到達。スペイン紙『AS』のメキシコ版によれば、五輪1大会でのチーム得点数としては歴代14位タイとなったようだ。同紙は「大物チームの仲間入りを果たした」と、エル・トリの愛称で親しまれるメキシコの偉業を称えるとともに、過去の記録を次のように伝えている。
「100年以上前にオリンピックでサッカーが導入されて以来、今回のメキシコを含め、いくつかのチームが15ゴール以上を決めてきた。エル・トリは、ブラジルかスペイン(共にここまで8得点)が決勝で10ゴールを決めなければ、2020年の東京大会で最も多くのゴールを決めたチームになる。ほとんど間違いないだろう。
五輪1大会で最も多くのゴールを決めたチームはイタリア(1928年)で、金メダルを獲得できなかったにもかかわらず、エジプトを11-3で破った歴史的な試合を含め、25ゴールを決めた。この大勝劇に加えて、アッズーリはフランス戦でさらに4ゴール、スペイン戦2試合で8ゴール、ウルグアイ戦で2ゴールを決めた。イタリアに続くのは、スウェーデン、ハンガリー、ドイツでそれぞれ1948年、1964年、2016年の大会で22得点を記録している」
8月6日、メキシコは東京五輪の3位決定戦で日本と激突。開始13分にPKで幸先よく先制すると、23分と58分にはいずれもセットプレーからヘッドで追加点を挙げ、流れを完全に自分たちのものに。その後、78分に三笘薫に1点を返されるが、大勢に影響はなし。そのまま3-1で逃げ切り、表彰台の最後の1枠に滑り込んだ。
韓国との準々決勝で6発快勝したメキシコは、準決勝のブラジル戦こそスコアレスでPK戦の末に敗れたものの、メダルが懸かった大一番でも3発を叩き込んだ結果、今大会の総得点数は17まで到達。スペイン紙『AS』のメキシコ版によれば、五輪1大会でのチーム得点数としては歴代14位タイとなったようだ。同紙は「大物チームの仲間入りを果たした」と、エル・トリの愛称で親しまれるメキシコの偉業を称えるとともに、過去の記録を次のように伝えている。
「100年以上前にオリンピックでサッカーが導入されて以来、今回のメキシコを含め、いくつかのチームが15ゴール以上を決めてきた。エル・トリは、ブラジルかスペイン(共にここまで8得点)が決勝で10ゴールを決めなければ、2020年の東京大会で最も多くのゴールを決めたチームになる。ほとんど間違いないだろう。
五輪1大会で最も多くのゴールを決めたチームはイタリア(1928年)で、金メダルを獲得できなかったにもかかわらず、エジプトを11-3で破った歴史的な試合を含め、25ゴールを決めた。この大勝劇に加えて、アッズーリはフランス戦でさらに4ゴール、スペイン戦2試合で8ゴール、ウルグアイ戦で2ゴールを決めた。イタリアに続くのは、スウェーデン、ハンガリー、ドイツでそれぞれ1948年、1964年、2016年の大会で22得点を記録している」
日本は難敵フランスから4点を奪うなど、グループステージで7点を挙げるも、決勝トーナメントでは、メキシコ戦での三笘の一発のみと攻撃陣が大ブレーキ。勝負所での得点力の低さが、地元東京で浮き彫りになった格好だ。
なお、『AS』による1大会でのチーム総得点、トップ14は以下の通り。
1位 イタリア(25/1928)
2位 スウェーデン(22/1948)
2位 ハンガリー(22/1964)
2位 ドイツ(22/2016)
5位 ポーランド(21/1972)
6位 ウルグアイ(20/1924)
7位 チェコスロバキア(19/1964)
7位 ソビエト連邦(19/1980)
9位 イギリス(18/1908)
9位 ハンガリー(18/1952)
9位 エジプト(18/1964)
9位 ハンガリー(18/1968)
9位 ハンガリー(18/1972)
14位 ユーゴスラビア(17/1960)
14位 ハンガリー(17/1960)
14位 ソビエト連邦(17/1972)
14位 ポーランド(17/1992)
14位 アルゼンチン(17/2004)
14位 メキシコ(17/2021)
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【五輪代表PHOTO】U-24日本1-3U-24メキシコ|三笘が反撃の1点を返すも追加点が遠くメキシコに敗戦 53年ぶりのメダル獲得とはならず...
なお、『AS』による1大会でのチーム総得点、トップ14は以下の通り。
1位 イタリア(25/1928)
2位 スウェーデン(22/1948)
2位 ハンガリー(22/1964)
2位 ドイツ(22/2016)
5位 ポーランド(21/1972)
6位 ウルグアイ(20/1924)
7位 チェコスロバキア(19/1964)
7位 ソビエト連邦(19/1980)
9位 イギリス(18/1908)
9位 ハンガリー(18/1952)
9位 エジプト(18/1964)
9位 ハンガリー(18/1968)
9位 ハンガリー(18/1972)
14位 ユーゴスラビア(17/1960)
14位 ハンガリー(17/1960)
14位 ソビエト連邦(17/1972)
14位 ポーランド(17/1992)
14位 アルゼンチン(17/2004)
14位 メキシコ(17/2021)
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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