「日本人はリスペクトを持って、後ろに張り付いてスタート」
日本代表は8月3日、東京五輪の準決勝でスペイン代表と激突。立ち上がりから主導権を握るスペインに、再三危ない場面を作られるが、GK谷晃生の好守もあり、ゴールは割らせない。それでも延長に入って迎えた115分だった。ペナルティエリア右からマルコ・アセンシオにネットを揺らされた。後がない日本はその後、吉田麻也を最前線に上げ、決死のパワープレーに出るも、同点弾は奪えず。0-1で敗れ、金メダルへの道を絶たれた。
この結果に対し、スペイン紙『AS』は「アセンシオ、ゴールデンゴール」と題し、自国の2000年のシドニー五輪以来となる決勝進出を伝えている。
この結果に対し、スペイン紙『AS』は「アセンシオ、ゴールデンゴール」と題し、自国の2000年のシドニー五輪以来となる決勝進出を伝えている。
「日本人はリスペクトを持って、後ろに張り付いてスタートした。ただ、前半45分間で明確なピンチは、ラファ・ミルとの1対1くらいだった。後半に入って56分には、主審はミケル・メリノにPKを与えたが、後にVARによって修正された。しかし、問題はPKではない。主審が笛を吹き流れを切ったプレーが、ゴールに終わる可能性が非常に高かったため、スペイン人の不満が出たのだ。ビデオレフェリングの細部は、まだまだ磨きをかける必要がある。
その後、スペインの発想の欠如に加えて、日本が少しずつ『勝てる』と思い始めたことが問題となった。タケフサ・クボとリツ・ドウアンという、ヨーロッパで大活躍できそうな2人の選手は、敵陣でますます危険なプレーをするようになったのだ。
後半終盤にはスペインは2つの明確なチャンスを獲得。ただ、これはモノにできなかったものの、延長戦でマルコ・アセンシオの黄金の左足が現われた。ゴールを決めたアセンシオはシャツを脱ぎ、最後は母を思い出して空を見上げた。スペインは前回ファイナルに進んだオリンピックから、21年後のオリンピックで決勝戦を迎えることとなった」
A代表でも活躍する選手をずらりと揃える難敵に、あと一歩及ばなかった日本。この悔しさをメキシコとの銅メダルマッチで全てぶつけ、勝利で大会を締めくくることはできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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その後、スペインの発想の欠如に加えて、日本が少しずつ『勝てる』と思い始めたことが問題となった。タケフサ・クボとリツ・ドウアンという、ヨーロッパで大活躍できそうな2人の選手は、敵陣でますます危険なプレーをするようになったのだ。
後半終盤にはスペインは2つの明確なチャンスを獲得。ただ、これはモノにできなかったものの、延長戦でマルコ・アセンシオの黄金の左足が現われた。ゴールを決めたアセンシオはシャツを脱ぎ、最後は母を思い出して空を見上げた。スペインは前回ファイナルに進んだオリンピックから、21年後のオリンピックで決勝戦を迎えることとなった」
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