東京オリンピックの男子サッカーは７月28日、各地でグループステージ第３節の８試合を開催。グループCの２試合、スペイン対アルゼンチンは１₋１でドロー、エジプトはオーストラリアを相手に２₋０で勝利を収めた。

　２節終了時点で４位のエジプトは、オーストラリアと対戦。44分、左サイドからのパスをアフマド・ヤセル・ラヤンが冷静に決め先制。後半に入ると、GKモハメド・エル・シェナウィが好守を連発してゴールを割らせず。80分にはオーストラリアのトーマス・デンが際どいヘディングを放ったものの、これもビックセーブしてみせた。その後、追加点も決まり、２₋０でエジプトが勝利を収めた。

　スペイン対アルゼンチンは両者一歩も譲らない戦いに。前半はスペインがボールを支配するが、対するアルゼンチンも堅守からのカウンターで果敢に相手ゴールを狙う。拮抗した展開のなか、先にスコアを動かしたのはスペイン。66分、クロスボールの折り返しに反応したミケル・メリーノがゴールをゲット。追いかけるアルゼンチンも87分にトマス・ベルモンテが同点弾を決め、そのまま１₋１でドローとなった。

　グループステージのすべての日程を終え、１勝２分と無敗のスペインが勝点５で首位通過。エジプトとアルゼンチンは勝点４で並ぶも、得失点差により前者が２位へ食い込んだ。アルゼンチン、そして勝点３で最下位のオーストラリアが大会敗退となった。

　グループCの結果と順位は以下の通り。

グループC／３節の結果
オーストラリア０-２エジプト
スペイン１-１アルゼンチン

グループC順位
順位　チーム　勝点／得失点差
１　スペイン　５／＋－０
２　エジプト　４／＋１
３　アルゼンチン　４／＋－０
４　オーストラリア　３／＋１

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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