J１リーグ １stステージ・15節
ベガルタ仙台‐サガン鳥栖
６月７日（日）／16:00／ユアテックスタジアム仙台
 
ベガルタ仙台
リーグ成績（14節終了時）：12位　勝点13　４勝４分６敗　19得点・19失点
 
【最新チーム事情】
●神戸戦で負傷のウイルソンが治療で帰国。
●ナビスコカップ・山形戦で負傷した奥埜も別メニュー調整。
●前節・神戸戦で負傷交代した金園は金曜日の練習をフルでこなす。
●鎌田と上本が全体練習に復帰。
 
【担当記者の視点】
　敵地で完封勝利した前節の勢いを保ったまま、ホームに鳥栖を迎え討ちたい。ウイルソンと奥埜を怪我で欠くが、金園が軽傷で済んだのは不幸中の幸いだ。
 
　水曜日に行なわれたナビスコカップ・川崎戦では、14節の神戸戦からスタメン10人を入れ替えて臨んだ。若手の底上げを図るとともに、主力に休養を与えられたのは大きい。
 
　鳥栖戦のスタメンは、最前線のウイルソンを除き神戸戦と同様と予想される。堅守は維持されるだろう。エースの代役はR・ロペスとなるはず。この若きブラジル人は、帰国の途に就いたウイルソンから激励を受けており、兄貴分の意志を背負ったストライカーの爆発に期待がかかる。

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サガン鳥栖
リーグ成績（14節終了時）：８位　勝点13　５勝４分５敗　19得点・23失点
 
【最新チーム事情】                 
●浦和にJ１で二度目の６失点を喫し、前節は大敗。
●出場停止の吉田に代わり、磯崎が先発か。
●守護神の林が復帰するも、コンディションに不安。
 
【担当記者の視点】
　前節は首位の浦和にまさかの大敗。６失点は鳥栖がJ１に昇格してからワースト失点記録タイ（13年のアウェー浦和戦、アウェー清水戦でも６失点）の数字だった。川崎戦に続いての連敗であり、ホームの無敗記録も止まるなどチームは停滞ムードだ。
 
　そのなかでも、水沼とキム・ミヌの両サイドハーフが好調を維持しているのは光明と言えよう。特に前者は浦和戦で先制のFKを沈めており、２戦連続弾に期待が懸かる。豊田の高さを活かすためには、正確なクロスも供給したいところだ。
 
　一方の守備陣では、守護神・林とベテランの磯崎が鍵を握る。林は前節で怪我から復帰を果たすも、コンディション不足からか“らしくない”ミスを連発。どこまで調子を上げてきたかに注目したい。出場停止の吉田に代わって先発が予想される磯崎にとっては、仙台戦は古巣との戦い。ベテランの意地を見せられるか。