• トップ
  • ニュース一覧
  • 「ブラジル代表は子供の頃からの夢だった」EURO制覇の立役者ジョルジーニョ、イタリア代表選択の裏側を激白!

「ブラジル代表は子供の頃からの夢だった」EURO制覇の立役者ジョルジーニョ、イタリア代表選択の裏側を激白!

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年07月16日

バロンドールにも色気「自分より多くの勝利を収めた人はいない」

ブラジル国籍も持つジョルジーニョが、アッズーリへの熱い想いを明かした。(C)Getty Images

画像を見る

 欧州制覇の立役者のひとりとなったイタリア代表MFジョルジーニョが、インタビューに対応。代表への想いや野望を明かした。現地メディア『Gazzetta dello Sport』が伝えている。

 29歳のレジスタは、EURO2020で決勝までの全7試合に先発。ひたすら走り、危険なスペースを埋めては、相手のパスを奪った。総走行距離は全選手ナンバーワンの86.6キロで、ボール回収の46回は最多タイだ。

 攻守の要として、今やイタリア代表の不動の主軸となったが、ジョルジーニョはブラジル生まれで同国籍も保有。セレソンとなる選択肢もあったなかで、アッズーリを選んだ理由について、こう語っている。

「アッズーリのA代表では親善試合に出ただけだったところ、2017年11月にスウェーデンとの(ロシア・ワールドカップの)プレーオフに招集されたんだ。でもその時、僕はブラジルからも求められていた。ブラジル代表でプレーすることは、子供の頃からの夢だった。

 それでもイタリアはスウェーデンとの重要な試合を控えており、助けが必要だと感じた。それに僕が助けを必要としたとき、イタリアは僕を助け、抱きしめ、ドアを開けてくれた。そこに背を向けるのは気が引けた。僕の心は『イタリアはあなたを必要としている』と言っていたんだ。僕はその選択をし、とても満足しているよ」
 
 2020-21シーズンには、所属クラブのチェルシーでチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇も経験。同年にCLとEUROを制した9人目の選手(両決勝に出場)となったジョルジーニョは、謙遜しながらも現実味を帯びる個人賞最高の名誉であるバロンドールにも色気を見せている。

「我々は夢のために生きている。才能で言えば、僕は世界で一番ではないと自覚している。一方、タイトルで選ぶのであれば、今シーズン、自分より多くの勝利を収めた人はいない。(リオネル・)メッシやクリスチアーノ・ロナウド、ネイマールと比べてどうか?僕とは全く違う特徴を持っていて、基準は人それぞれだ」

 欧州で人一倍輝きを放つジョルジーニョは、ブラジルとの対戦も現実味を帯びる来年のカタール・ワールドカップでも、栄光を掴むことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】PK戦まで縺れた死闘を制したイタリアが、53年ぶり2度目のEURO制覇!歓喜に沸くアズーリを厳選ショットで紹介!

【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「イタリア代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!
【関連記事】
「まるで戦場」散らかり放題のイタリアのロッカーに英紙が痛烈皮肉!「敗れた側とは状況が大きく異なる」
「深い友情を持っている」S・ラモス、移籍の決め手に意外な選手の存在を明かす!エムバぺには「残るように助言する」
英メディアが、東京五輪・男子サッカーで注目すべき10人を発表! 日本代表から選出されたのは?
「なんなんですかね、彼は」。恩師も想像できなかった冨安健洋の成長曲線【東京五輪メンバーのルーツ探訪】
驚異の身体能力は元実業団バレー選手の母親譲り。劣悪ピッチも厭わないGK谷晃生のポテンシャル【五輪代表エピソード】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ