バロンドールにも色気「自分より多くの勝利を収めた人はいない」
欧州制覇の立役者のひとりとなったイタリア代表MFジョルジーニョが、インタビューに対応。代表への想いや野望を明かした。現地メディア『Gazzetta dello Sport』が伝えている。
29歳のレジスタは、EURO2020で決勝までの全7試合に先発。ひたすら走り、危険なスペースを埋めては、相手のパスを奪った。総走行距離は全選手ナンバーワンの86.6キロで、ボール回収の46回は最多タイだ。
攻守の要として、今やイタリア代表の不動の主軸となったが、ジョルジーニョはブラジル生まれで同国籍も保有。セレソンとなる選択肢もあったなかで、アッズーリを選んだ理由について、こう語っている。
「アッズーリのA代表では親善試合に出ただけだったところ、2017年11月にスウェーデンとの(ロシア・ワールドカップの)プレーオフに招集されたんだ。でもその時、僕はブラジルからも求められていた。ブラジル代表でプレーすることは、子供の頃からの夢だった。
それでもイタリアはスウェーデンとの重要な試合を控えており、助けが必要だと感じた。それに僕が助けを必要としたとき、イタリアは僕を助け、抱きしめ、ドアを開けてくれた。そこに背を向けるのは気が引けた。僕の心は『イタリアはあなたを必要としている』と言っていたんだ。僕はその選択をし、とても満足しているよ」
29歳のレジスタは、EURO2020で決勝までの全7試合に先発。ひたすら走り、危険なスペースを埋めては、相手のパスを奪った。総走行距離は全選手ナンバーワンの86.6キロで、ボール回収の46回は最多タイだ。
攻守の要として、今やイタリア代表の不動の主軸となったが、ジョルジーニョはブラジル生まれで同国籍も保有。セレソンとなる選択肢もあったなかで、アッズーリを選んだ理由について、こう語っている。
「アッズーリのA代表では親善試合に出ただけだったところ、2017年11月にスウェーデンとの(ロシア・ワールドカップの)プレーオフに招集されたんだ。でもその時、僕はブラジルからも求められていた。ブラジル代表でプレーすることは、子供の頃からの夢だった。
それでもイタリアはスウェーデンとの重要な試合を控えており、助けが必要だと感じた。それに僕が助けを必要としたとき、イタリアは僕を助け、抱きしめ、ドアを開けてくれた。そこに背を向けるのは気が引けた。僕の心は『イタリアはあなたを必要としている』と言っていたんだ。僕はその選択をし、とても満足しているよ」
2020-21シーズンには、所属クラブのチェルシーでチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇も経験。同年にCLとEUROを制した9人目の選手(両決勝に出場)となったジョルジーニョは、謙遜しながらも現実味を帯びる個人賞最高の名誉であるバロンドールにも色気を見せている。
「我々は夢のために生きている。才能で言えば、僕は世界で一番ではないと自覚している。一方、タイトルで選ぶのであれば、今シーズン、自分より多くの勝利を収めた人はいない。(リオネル・)メッシやクリスチアーノ・ロナウド、ネイマールと比べてどうか?僕とは全く違う特徴を持っていて、基準は人それぞれだ」
欧州で人一倍輝きを放つジョルジーニョは、ブラジルとの対戦も現実味を帯びる来年のカタール・ワールドカップでも、栄光を掴むことはできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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