７月７日、天皇杯３回戦の12試合が各地で開催された。２回戦でFC東京を破った順天堂大はザスパクサツ群馬に２-３の逆転負け、サンフレッチェ広島を下して３回戦に駒を進めた関西リーグ１部のおこしやす京都ACは、ヴェルスパ大分に１-３と敗れた。

　群馬との一戦に挑んだ順天堂大は43分、FC東京戦でもチームを救う同点弾を決めている白井海斗のゴールで先制に成功。そして81分に寺山翼が加点。しかし、２分後に失点すると、90＋４分にもゴールを割られ、延長戦に突入。そして115分に試合をひっくり返される。試合はそのまま終了。群馬は内田達也、大前元紀、髙木彰人のゴールで力強く逆転勝利を収めた。

　２回戦でサンフレッチェ広島を破り、３回戦に駒を進めた関西リーグ１部所属の、おこしやす京都は、JFLのV大分と対戦。前半に２失点、後半にも１失点と苦しい展開を強いられる。62分にイブラヒムが一矢報いるも、反撃もここまで。１-３で大会敗退となった。

　ヴィッセル神戸対徳島ヴォルティス戦は、１-０で神戸が勝利。J１リーグで得点ランクのトップを走る古橋亨梧が挙げた虎の子の１点を守り切った。

　京都サンガF.C.は柏レイソルに２-１で勝利。12分に柏の戸嶋祥郎に先制点を許すも、40分に中野克哉が同点弾をゲット。そして終了間際の89分に荒木大吾が値千金の逆転弾を挙げた。

　JFLの強豪Honda FCと相まみえたJ２首位のジュビロ磐田は、開始２分にファビアン・ゴンザレスの移籍後初ゴールで先制。さらに小川航基が２得点。３点をリードしたあと、Hondaの鈴木雄也に１点を返されたが、三木直土がチーム４点目を決めて勝負を決定づけた。

　鹿島アントラーズは栃木SCに３-０で勝利。80分、90分にエヴェラウドが連続ゴール、90＋２分にアルトゥール・カイキがダメ押し弾。ブラジル人選手の活躍でラウンド16に進出した。
 

その他の天皇杯３回戦の結果と今後の予定は以下のとおり。

▼７月７日開催分
札幌 １-２ 長崎
柏 １-２ 京都
神戸 １-０ 徳島
清水 ２-１ 岩手
Honda １-４ 磐田
八戸 １EX２ 湘南
鹿島 ３-０ 栃木
浦和 １-０ 相模原
鳥栖 １-０ 福岡
大分 ２-０ 福井U
順天堂大 ２EX３ 群馬
お京都 １-３ V大分
▼７月14日開催
名古屋×岡山
▼７月21日開催
川崎×千葉
▼８月４日開催
C大阪×新潟
▼８月18日開催
G大阪×松本

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【日本代表PHOTO】五輪初戦まであと17日！U-24日本代表が静岡県で直前合宿を開始！