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「僕にはできないと言われたけど…」ルカクが明かしたプレミアとセリエAの“違い”。ゴール量産の理由は?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年06月24日

「ポケモンで好きなのは?」という質問には…

リーグ2位の24ゴールを奪い、インテルの11年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献したルカク。(C)Getty Images

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 幼少期に貧困を経験したロメル・ルカクは、ときに批判を浴びながらも今の地位を築いた。インテルに11年ぶりのスクデットをもたらしたベルギー代表のストライカーは、EURO2020で母国に初の栄光をもたらそうと意気込んでいる。

 そのルカクが現地時間6月23日、ツイッターでサポーターたちからの質問に応じた。

 自身と同じように苦難を経験する人への助言を求められると、ルカクは「絶対あきらめず、成功する原動力にしろ」と力強い言葉を送った。一方、不当な批判については「正直、気にしない」と話している。

「舞台裏での自分の仕事がメンタリティーを示していると思う。常に向上を目指し、最も大切なのは試合に勝つことだ」

 マンチェスター・ユナイテッドでは批判されることも多かったルカクは、ミラノに来てから絶対エースとして飛躍を遂げた。ルカクは「ともに素晴らしい街」としたうえで、「違うのはサッカーだ」と述べている。

「イタリアではもっと頭脳を使わなければいけない。僕にはできないとも言われていたことだね」

 なぜインテルで得点を量産できるようになったか問われると、「セリエAは本当に戦術的にタフだ。どの試合も異なり、チャンス1回だけのことも。それを決めなければいけない」と返答。少ないチャンスを確実に仕留められるよう、集中力を研ぎ澄ましていたのだろう。
 
 もちろん、アントニオ・コンテ前監督の存在が大きかったのは間違いない。難しい対戦相手について問われ、ルカクは「正直、ゴールを背にプレーするのは好きじゃなかったんだ」と返している。

「チームと自分にとってそれで何ができるかを、アントニオ・コンテが見せてくれるまではね」

 その恩師は去り、来季からインテルはシモーネ・インザーギが率いる。去就の噂も騒がしいが、「マンチェスターの青い方を想像するか」と聞かれると、キャリアの絶頂を迎えている28歳は「インテルで幸せだ」と強調した。

 インテルでも代表でも、目指すは個の栄光ではない。代表で目標としている得点数や、クリスチアーノ・ロナウド超えを意識するかとの質問には「ただ勝ちたいだけ」と回答。EUROで得点王になれば批判を黙らせられるとの声にも、「個人のことは忘れる。優勝のために仕事」と話した。

 ルカクはインテルに続き、ベルギーにもタイトルをもたらすことができるか。なお、「ポケモンで好きなのは?」という質問には「絶対ピカチュウ」と答えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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