J１リーグは６月23日、第19節の６試合を各地で開催。昭和電工ドーム大分で行なわれた大分トリニータ対鹿島アントラーズの一戦は、０-０の引き分けに終わった。

両チームのメンバーは以下のとおり。

大分／ホーム
スタメン）
GK：ポープ・ウィリアム　DF：香川勇気、三竿雄斗、坂圭祐、エンリケ・トレヴィザン　MF：小林裕紀、町田也真人、井上健太、長谷川雄志　FW：渡邉新太、長沢駿
サブ）
GK：高木駿　DF：刀根亮輔、羽田健人、福森健太　MF：小林成豪　FW：伊佐耕平、藤本一輝

鹿島／アウェー
スタメン）
GK：沖悠哉　DF：広瀬陸斗、林尚輝、町田浩樹、杉岡大暉　MF：三竿健斗、永木亮太、松村優太、ファン・アラーノ　FW：エヴェラウド、白崎凌兵
サブ）
GK：早川友基　DF：関川郁万　MF：和泉竜司、ディエゴ・ピトゥカ、小泉慶、土居聖真　FW：染野唯月

　後ろから丁寧につなぐ大分と、前から果敢に奪いにかかる鹿島。立ち上がりから、それぞれの特長を出し合いながら、局面では球際で激しいバトルが繰り広げられる。

　ただ、前半の給水タイムまで、両チームとも決定機を作れず。ミドルゾーンでの攻防は見応えがある一方で、攻めに出た時に効果的なアクションを起こせず、思うようにフィニッシュに持ち込めない。

　43分には鹿島にビッグチャンスが訪れる。杉岡のクロスにファーでエヴェラウドが合わせるが、惜しくもシュートは枠の外。試合はスコアレスで折り返す。
 

　後半に入っても、膠着状態が続く。鹿島は攻めあぐね、堅い守備を見せる大分は時折縦に鋭い攻撃を見せるも、ゴールには届かない。どちらもラストパス、もしくはそのひとつ前のパスの精度が足りず、チャンスを作り損ねる。

　試合は結局、０-０でタイムアップ。勝点１を分け合う結果となり、両軍ともに無失点に抑えた守備陣は奮闘も、攻撃面で課題を残すドローとなった。

　次節の第20節は６月27日に開催。大分は敵地でFC東京と、鹿島はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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