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「何かを起こせないわけではない」残り“90ポイント”に向け好発進。相馬アントラーズは奇跡を起こせるか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年04月17日

「まず今日勝つことは非常に重要だった」

町田(28番)が挙げた1点を守り抜き、初陣を勝利で飾った相馬アントラーズ。ここから巻き返しなるか。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

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 ザーゴ前監督からバトンを受けとった鹿島アントラーズの相馬直樹新監督は、初陣となった徳島ヴォルティス戦の試合後の会見で「本当に選手たちに感謝したい」と労った。

 1-0の完封勝利。31分に永戸勝也のCKから町田浩樹がヘッドで叩き込む。この1点を最後まで守り抜いて白星を掴んだ。

「短い時間で準備したことを選手たちが期待以上にやってくれました。最初から最初まで、エネルギー、そして集中力、いろんなものを含めて、素晴らしい戦いをしてくれたなと思っています」

 前体制での成績は、8試合を消化して2勝2分4敗の勝点8で15位。クラブ創設30周年を迎える今季、タイトル奪回は最重要課題だったが、下位に低迷していた。

「まず今日勝つことは非常に重要だった」

 今後の巻き返しに弾みをつけるためにも、クラブとしての再出発を勝利で飾りたかった。もちろん、現実は見つめている。今回の徳島戦に勝っても「我々の順位が飛躍的に上がるわけではなくて、今11ポイントしかありません」。首位を独走する川崎は11試合を消化して10勝1分の勝点31。消化試合数の違いこそあれ、大きな開きがある。

 だが、相馬監督は何ひとつ諦めていない。

「今日も含めて30試合、90ポイントあったので、何かを起こせないわけでは決してないと思っています」
 
 とにかく一戦必勝のスタンスで次の勝利を目指していく。

「ここからのスタートだから、全部勝てるなんて思ってはいけないですし、目の前のゲームを1試合1試合、勝ちに行けるように、そこで出し切って。やらずに終わってしまったということだけがないようにしていきたい」

 国内最多のタイトル獲得数を誇る鹿島は、本来の姿を取り戻すことができるか。相馬アントラーズの捲土重来に期待したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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