古巣・磐田戦でも平常心を貫く石田崚真。相模原に久々の勝利を呼び込む活躍を見せられるか

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWEB)

2021年04月17日

「結果の残せる形で。それが恩返しにつながるのかな」

攻守でアグレッシブに振る舞える石田。磐田戦では「点を取りたい」と意欲を示す。写真:滝川敏之

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 古巣との対戦を前にしても、SC相模原の石田崚真に気負いはなく、いつも通りに準備を進める。

 4月18日のJ2リーグ第8節、相模原はホームでジュビロ磐田と対戦。石田は磐田の下部組織育ちで、2015年にトップ昇格。以後、ツエーゲン金沢やレノファ山口FCへのレンタル移籍を経て、今季から完全移籍で相模原に新天地を求めた。

 次節の相手がよく知るクラブでも「あんまり自分はそういうことは考えない」という。逆に意識すれば「変な感じになるので」。平常心で試合に臨む。

 相模原で1年目の今季は、いずれも先発でここまで4試合に出場。右ウイングバックを主戦場にアグレッシブなプレーでチームを下支えしている。元々はSBの選手で、「SBとウイングでまた守備の仕方が違うので。チームによってもそう」と当初は苦労した部分はあったようだが、「今は全然大丈夫です。楽しくやれています」と話す。

「監督から言われている守備をどれだけやれるか。どれだけ中をやらせずに、相手についていけるかだと思うので。そこをしっかりやっていきたい」

 球際で厳しく戦う、セカンドボールを拾う、そうしたプレーも求められている。その点は、アジリティに優れ、タフに戦える石田の持ち味でもあるが、「もっともっと高められれば」と貪欲だ。

 一方の攻撃面では、機を見た攻め上がりから好クロスを供給する。「今のところはいい感じでやれています」と好感触を掴んでいる。「あとは、(味方が)決められるボールを出すだけ。アシストにつなげたい」。

 自身のパフォーマンスとともに、チームの戦いぶりにも確かな手応えを感じている。

「(京都サンガF.C.との)初戦は0-2で負けて、あんまり噛み合っていなかったんですけど、段々とチームの戦い方も浸透してきていますし、もっと良くなると思います」
 
 相模原の7節終了時の成績は、1勝4分2敗の勝点7で17位。「勝点は取れていますし、最低限のことはやれていると思います。あとは勝つだけ」。石田もスタメン出場した6節のアルビレックス新潟戦では、首位を快走するチームを相手に2-2のドロー決着。勝ち切れなかったが「首位のチームにあそこまで戦えたのはプラスに捉えたい」と振り返る。

 昇格組の相模原が目指すのは残留。そのためにも、攻守の両局面で石田のさらなる奮起にかかる期待は大きい。磐田戦では「点を取りたいですね」と意欲的だ。「点とかアシストとか結果の残せる形で。それが恩返しにつながるのかなと思うので」。

 その活躍で、2-1で競り勝った4節・大宮アルディージャ戦以来となる白星を手繰り寄せられるか。「勝って、思い切り喜びたい」。チームをさらに勢いづかせるようなパフォーマンスに注目だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)

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