ガンバ宮本監督は危機感…3戦未勝利&ノーゴールの現状に「いろいろな意味で足りない」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年04月07日

福岡の堅守をこじ開けられず2試合連続のスコアレスドローに

活動再開後、初のスタメンとなった宇佐美。攻撃をリードするも1点が遠かった。写真:徳原隆元

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[J1リーグ8節]G大阪0-0福岡/4月7日(水)/パナスタ

 3戦未勝利でいまだ1ゴールも挙げられない状況に指揮官も危機感を募らせている。

 J1リーグのガンバ大阪対アビスパ福岡の一戦は、ともに決め手を欠く展開で0-0の引き分けに終わった。クラスター発生による2週間の活動停止期間を経て、前節リーグ戦に復帰したG大阪だが、これで2試合連続の無得点ドロー。2月27日のヴィッセル神戸との開幕戦では0-1と敗れており、今季いまだ勝利とゴールがない状況だ。

 試合後、宮本恒靖監督は、90分を振り返り「もう少しというところもあるし……、いろいろな意味で足りないかなという感じはします」と感想を述べ、具体的には「相手陣内でボールを動かすことなどある程度てきた部分もあるが、もう少し相手にとって嫌な状況、危険な状況を作り出せないと、という風には思う」と主に攻撃面での課題を口にした。

 そのうえでさらに突き詰めていきたい点としては、「前線のコンビネーションだったり、シュートレンジでの思い切りといったものが必要かなと思う」とした。

 また、この日は過去2試合で終盤の途中出場にとどまっていた韓国代表MFのチュ・セジョンがフル出場。攻守にわたり存在感を見せたことについて、「もう一回コンディションを上げていくという作業も試合と並行して必要になるので、そういう意味で90分やれたのは良かったと思う」と評価している。

 G大阪は今後、4・5月のリーグ戦の連戦とともに、6月にはACLグループステージに臨み、さらに活動停止期間に中止となったリーグ戦の試合が7・8月の五輪期間に開催されることも決定。絶え間なく試合が続いていく試練に指揮官は、「チーム全体でいろんな意味で上げていかないといけない」と、チームの底上げが不可欠だとする考えを示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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