キム・ミンテの退場直後に試合は動き出し…
[J1リーグ8節]FC東京2-1札幌/4月7日/味の素スタジアム
4-3-3システムで臨むFC東京と3-4-2-1システムで挑んだ札幌の一戦は、10分過ぎまでアウェーチームがやや優勢に試合を運ぶ展開になった。サイドを幅広く使ったサッカーで敵陣に押し込んだ札幌がシュートチャンスを窺う時間帯が続いたのだ。
対するFC東京はカウンターからチャンスを窺った。札幌の組織的な守備に苦しみながらも、21分には右サイドバック・中村拓のクロスに合わせた左ウイング・アダイウトンのヘディングシュートでゴールを狙うなど防戦一方というわけではなかった。
ひとつ大きな動きがあったのは29分。FC東京のCB渡辺が自陣エリア手前付近で小柏のドリブル突破を阻止。これがファウルとの判定で、レッドカードが提示されたのだ。早い時間帯に数的不利を強いられたFC東京はアンカーの森重をCBに移行するなどして立て直しを図った。
ただ、一方の札幌も小柏が39分頃に負傷交代。急きょ菅を入れることになり、人員配置の変更(ルーカス・フェルナンデスが左ウイングバックから右ウイングバックへ、右ウイングバックの金子がシャドーへ、途中出場の菅が左ウイングバックに入った)を余儀なくされた。前半はこのまま終了。0-0で後半を迎えることになった。
4-3-3システムで臨むFC東京と3-4-2-1システムで挑んだ札幌の一戦は、10分過ぎまでアウェーチームがやや優勢に試合を運ぶ展開になった。サイドを幅広く使ったサッカーで敵陣に押し込んだ札幌がシュートチャンスを窺う時間帯が続いたのだ。
対するFC東京はカウンターからチャンスを窺った。札幌の組織的な守備に苦しみながらも、21分には右サイドバック・中村拓のクロスに合わせた左ウイング・アダイウトンのヘディングシュートでゴールを狙うなど防戦一方というわけではなかった。
ひとつ大きな動きがあったのは29分。FC東京のCB渡辺が自陣エリア手前付近で小柏のドリブル突破を阻止。これがファウルとの判定で、レッドカードが提示されたのだ。早い時間帯に数的不利を強いられたFC東京はアンカーの森重をCBに移行するなどして立て直しを図った。
ただ、一方の札幌も小柏が39分頃に負傷交代。急きょ菅を入れることになり、人員配置の変更(ルーカス・フェルナンデスが左ウイングバックから右ウイングバックへ、右ウイングバックの金子がシャドーへ、途中出場の菅が左ウイングバックに入った)を余儀なくされた。前半はこのまま終了。0-0で後半を迎えることになった。
後半に入ると、55分過ぎに札幌のCBキム・ミンテがカウンターで抜け出したD・オリヴェイラを自陣で倒してしまう。そしてVARの結果キム・ミンテがレッドカードで退場となり、これで試合が一気に動き出した。
直後のセットプレー(三田からD・オリヴェイラ)で先制したFC東京は、69分に得たPKをD・オリヴェイラが沈めて2-0。エースの活躍で、あっという間に点差を広げた。
しかし、これで終わらない。そこからしばらく攻め込んだ札幌が83分にアンデルソン・ロペスのゴールで1点を返す。以降もアウェーチームがアグレッシブに仕掛けたことで白熱の展開に。結果的にFC東京が2-1で逃げ切ったものの、最後まで諦めなかった札幌の戦いぶりも十分に見応えがあった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
直後のセットプレー(三田からD・オリヴェイラ)で先制したFC東京は、69分に得たPKをD・オリヴェイラが沈めて2-0。エースの活躍で、あっという間に点差を広げた。
しかし、これで終わらない。そこからしばらく攻め込んだ札幌が83分にアンデルソン・ロペスのゴールで1点を返す。以降もアウェーチームがアグレッシブに仕掛けたことで白熱の展開に。結果的にFC東京が2-1で逃げ切ったものの、最後まで諦めなかった札幌の戦いぶりも十分に見応えがあった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)