元川崎フロンターレの中村憲剛氏が自身のツイッターを更新。３月29日、U-24日本代表対U-24アルゼンチン代表の一戦で活躍したかつてのチームメイトの姿に歓喜した。

　０-１で敗れた初戦から中２日で行なわれたアルゼンチンとの２戦目で、日本が完勝を収めた。前半終了間際の45分、瀬古歩夢のロングフィードに抜け出した林大地が巧みなトラップから先制点を奪うと、68分と73分には久保建英のCKから板倉滉がヘディングで２ゴール決めて３－０の完封勝利。五輪金メダル候補を相手に盤石な試合運びを見せた。

　昨年、18年間の現役生活を終えた中村氏は、試合中に自身のツイッターを更新。かつて川崎でともにプレーした板倉がゴールを決めるたび、「イタクラーーーー！！」「イタクラ２回目ぇーーーー！！」と興奮した様子で綴っていた。

　また試合後には、川崎の下部組織で育った板倉と田中碧がボランチでコンビを組んでいたことにも触れ、「話したいこと山ほどありますがひとつだけ。コウとアオのダブルボランチに」と涙の絵文字を添えて喜びを露わにした。
 

　長きに渡り川崎のシンボルとしてクラブを見守ってきたバンディエラの喜びの声に、多くのファンからも共感のコメントが寄せられている。

「もうお父さん目線ですね」
「憲剛さんの育てたフロンターレのボランチは、本当に凄い！」
「フロンターレのユース出身の成長が凄いですよね！」
「ほんとに感慨深いダブルボランチ」
「そんなん言われたら涙出てきた」
「最滉でした」
「ほんと逞しくなって…」

　板倉も試合後のフラッシュインタビューで、田中とのダブルボランチについて「碧の事は小学校の頃から知っているんで…」と感慨深い様子で話していた。このふたりを昔から知る中村氏にとっても、喜びはひとしおだったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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