J２リーグは各地で２節の６試合を開催。昇格組のブラウブリッツ秋田などが今季初勝利を飾ったほか、前日にV・ファーレン長崎に勝ち、２連勝したアルビレックス新潟の今節首位が確定している。

　前節群馬に敗れた秋田は敵地での栃木SC戦に臨み、J２昇格後の初勝利を狙った。開始11分、FKのチャンスを得た秋田はサインプレーから沖野将基がゴール左隅に蹴り込み、先制に成功。すると、これを粘り強い守備で守り切り、１-０で勝利を収めた。秋田はJ２昇格後、初勝利となった。

　また、同じく昇格組の相模原SCはザスパクサツ群馬とのホーム開幕戦に臨み、０-０の引き分けで終えている。J２での初勝利とはならなかったが、初の勝点をもぎとった。

　京都サンガS.C.はホームに松本山雅FCを迎え撃ったが、こちらも得点は生まれずスコアレスドローに終わった。１勝１分けの京都は６位、２戦連続の無得点ドローとなった松本は16位となった。

　ファジアーノ岡山とのアウェー戦に臨んだツエーゲン金沢は、40分に丹羽詩温が先制点。この１点を守り切った金沢が初勝利を挙げた。ともに１勝１敗となり、金沢は11位、岡山は９位としている。

　味の素スタジアムで行なわれた東京ヴェルディ対モンテディオ山形は、アウェーの山形がヴィニシウス・アラウージョの２ゴールの活躍で勝利。山形は１勝１分けとして４位の好位置につけた。一方の東京Ｖは１勝１敗で８位となっている。

　また愛媛FC対ジェフ千葉の一戦は、11分に鈴木大輔のゴールで千葉が先制するも、ホームの愛媛も36分に川村拓夢の得点で追いつく。後半は勝ち越し点が生まれず、そのまま１-１で引き分けた。２分けの千葉は15位、１分け１敗の愛媛は19位としている

　７日のＪ２の結果は以下の通り。

相模原０-０群馬
栃木０-１秋田
京都０-０松本
岡山０-１金沢
愛媛１-１千葉
東京Ｖ０-２山形

構成●サッカーダイジェストWeb編集部