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選手権得点王・安斎颯馬の同点弾も及ばず… ゼロックス杯前座試合は川崎U-18が日本高校選抜を下す!

カテゴリ:Jリーグ

林 遼平

2021年02月20日

1、2年生で構成された川崎U-18が躍動

日本高校選抜の崎山友太がドリブルで敵陣へ切り込む。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 2月20日、ゼロックス・スーパーカップの前座試合となる「NEXT GENERATION MATCH」川崎フロンターレU-18対日本高校サッカー選抜の一戦が埼玉スタジアム2002で開催され、川崎U-18が2-1で高校選抜を下した。

 1、2年生の構成となった川崎U-18はFW五十嵐太陽らがスタメン入り。一方、高校選抜は、昨冬の全国高校選手権を制した山梨学院高からGK熊倉匠ら3選手が先発に名を連ね、選手権で5得点を叩き出して得点王に輝いたFW安斎颯馬もスタートから起用された。

 立ち上がりに主導権を握ったのは川崎U-18だった。最終ラインから丁寧にビルドアップしつつ組み立てていくと、中央、ワイドを巧みに使いながら攻撃を展開。また、右サイドに入ったFW田中幹大が積極的な仕掛けを見せ、チャンスを作り出していく。

 川崎U-18が先制点を奪ったのは24分のこと。右サイドでボールを得た田中幹がMF入江流星とのワンツーでペナルティエリア内に進入。DFをかわしながら右足を振り抜くと、ボールはGKの股下を通りゴールに吸い込まれた。

 リードを奪われた高校選抜は、失点を機に前への意識を強めて反撃を開始する。すると後半開始直後の41分、ゴール前でフリーになった安斎が左足で冷静にゴール左へと流し込み同点。試合を振り出しに戻したことで、一気に押し込んでいくかに思われた。

 しかし、1-1になった4分後、再び川崎U-18が突き放す。ペナルティエリア右でプレッシングをかけたMF大関友翔がボールを奪い返すと、ゴール前まで運んでシュート。熊倉の手に当たりながらもゴールネットを揺らし、勝ち越し点を奪取した。

 その後は徐々にスペースが生まれ、互いに攻撃を繰り出す展開となったが、どちらも最後の精度を欠いて得点を積み重ねることができず。あと一歩までゴールに迫りながらも、そのまま試合は終了し、2-1で川崎U-18が勝利を収めた。

取材・文●林 遼平(フリーライター)

『サッカーダイジェストWeb』編集部が選んだ「高校選手権ベストイレブン」

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