コリンチャンスは市場価値の高騰を狙う。
【ローマ】ブラジルU-20代表マウコムにオファーもコリンチャンスが拒否
ローマのワルテル・サバティーニSDは、ブラジルU-20代表マウコムの獲得に向けて、所属するコリンチャンスにオファーを出したが、拒否の返事を受け取った模様だ。
97年生まれのマウコムは、171センチと小柄ながら傑出したスピードとアジリティを備えたセカンドトップ。すでにプレミアリーグのいくつかのクラブも目をつけている。
コリンチャンスはこのタイミングでマウコムを手放すことは考えておらず、もう少し手元に置いて価値を高めてから売却したい意向と見られる。
【インテル】ベルギーU-16代表MFエンメルスの獲得が内定
インテルは育成で定評のあるベルギーのゲンクに所属する99年生まれのベルギーU-16代表クシアン・エンメルスの獲得で合意に達した。
クシアンは90年代にベルギー代表で活躍し、ペルージャでもプレーしたMFマルク・エンメルスの息子。まだ15歳でプロ契約は不可能だが、16歳の誕生日(7月20日)を迎えると同時に3年契約を交わすことで、すでにインテルと合意している。
インテルはさらに、同じベルギーのスタンダール・リエージュの下部組織でプレーする99年生まれのDFジーニョ・ヴァンホイスデンにもアプローチしており、こちらは2週間以内に最終的な返事を受け取る予定だ。
【クレモネーゼ】A・マドリーも注目するアルバニアU-21代表FWマナイにユーベ、インテルがオファー
レーガ・プロ(イタリア3部)のクレモネーゼでプレーする18歳のアルバニアU-21代表FWレイ・マナイに、国内外のビッグクラブが注目している。
今シーズンのレーガ・プロでは、主に交代出場で20試合に出場して2ゴールという成績だが、そのスピードとテクニック、得点感覚にはアトレティコ・マドリーも興味を示している。
しかし最初に具体的な動きを見せたのはユベントスとインテル。ともにクレモネーゼに獲得オファーを送った模様だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
ローマのワルテル・サバティーニSDは、ブラジルU-20代表マウコムの獲得に向けて、所属するコリンチャンスにオファーを出したが、拒否の返事を受け取った模様だ。
97年生まれのマウコムは、171センチと小柄ながら傑出したスピードとアジリティを備えたセカンドトップ。すでにプレミアリーグのいくつかのクラブも目をつけている。
コリンチャンスはこのタイミングでマウコムを手放すことは考えておらず、もう少し手元に置いて価値を高めてから売却したい意向と見られる。
【インテル】ベルギーU-16代表MFエンメルスの獲得が内定
インテルは育成で定評のあるベルギーのゲンクに所属する99年生まれのベルギーU-16代表クシアン・エンメルスの獲得で合意に達した。
クシアンは90年代にベルギー代表で活躍し、ペルージャでもプレーしたMFマルク・エンメルスの息子。まだ15歳でプロ契約は不可能だが、16歳の誕生日(7月20日)を迎えると同時に3年契約を交わすことで、すでにインテルと合意している。
インテルはさらに、同じベルギーのスタンダール・リエージュの下部組織でプレーする99年生まれのDFジーニョ・ヴァンホイスデンにもアプローチしており、こちらは2週間以内に最終的な返事を受け取る予定だ。
【クレモネーゼ】A・マドリーも注目するアルバニアU-21代表FWマナイにユーベ、インテルがオファー
レーガ・プロ(イタリア3部)のクレモネーゼでプレーする18歳のアルバニアU-21代表FWレイ・マナイに、国内外のビッグクラブが注目している。
今シーズンのレーガ・プロでは、主に交代出場で20試合に出場して2ゴールという成績だが、そのスピードとテクニック、得点感覚にはアトレティコ・マドリーも興味を示している。
しかし最初に具体的な動きを見せたのはユベントスとインテル。ともにクレモネーゼに獲得オファーを送った模様だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)