破談になったキッカケは――
現地時間1月13日にアトレティコ・マドリーはリヨンからムサ・デンベレを今シーズン終了までのレンタルで獲得したことを発表した。契約を解消していたジエゴ・コスタの代役となるかたちだ。
ただもちろん、現状でアトレティコの攻撃陣を牽引するのが、ルイス・スアレスであることに変わりはない。今シーズンから加入したウルグアイ代表FWは、ラ・リーガの16試合のうち13試合に出場し、9得点を挙げている。リーグ3位タイの数字だ。
昨夏に不本意なかたちでバルセロナを去ったスアレスは、その移籍マーケットでユベントスへの移籍が取りざたされもしたが、実際に合意に至っていたようだ。
1月13日にイタリア紙『Gazzetta dello Sport』が報じたところによると、ユベントスのファビオ・パラーティチSDは、スアレス側と2年契約を結ぶことで合意に達していたことを認めた。年俸は750万ユーロ(約9億4000万円)。ボーナスを含めると、最大1000万ユーロ(約12億5000万円)に達する条件だったという。
合意が明らかになったのは、パラーティチSDがイタリア検察の捜査で証言したからだ。
ただもちろん、現状でアトレティコの攻撃陣を牽引するのが、ルイス・スアレスであることに変わりはない。今シーズンから加入したウルグアイ代表FWは、ラ・リーガの16試合のうち13試合に出場し、9得点を挙げている。リーグ3位タイの数字だ。
昨夏に不本意なかたちでバルセロナを去ったスアレスは、その移籍マーケットでユベントスへの移籍が取りざたされもしたが、実際に合意に至っていたようだ。
1月13日にイタリア紙『Gazzetta dello Sport』が報じたところによると、ユベントスのファビオ・パラーティチSDは、スアレス側と2年契約を結ぶことで合意に達していたことを認めた。年俸は750万ユーロ(約9億4000万円)。ボーナスを含めると、最大1000万ユーロ(約12億5000万円)に達する条件だったという。
合意が明らかになったのは、パラーティチSDがイタリア検察の捜査で証言したからだ。
スアレスはユベントスに移籍するうえで、イタリアのパスポートを取得する必要があった。そこでペルージャ外国人大学で必須のイタリア語の試験を受けて合格した。だが、パスポート取得の手続きが選手登録期限までに間に合わないと分かり、イタリアの絶対王者は争奪戦から撤退した。
その後、スアレスの試験に大きな問題となった。その内容が事前に知らされるという不正が判明したからだ。この事件の捜査が、前述のパラーティチSDの証言につながったのだ。
報道によると、ユーベは8月30日にスアレス側と合意。しかし、時間が足りない見込みとなり、9月12日から13日にかけ、スアレスの弁護士に獲得断念を通知したという。
ウルグアイのベテランFW獲得が幻と消えたユーベは、最終的にアトレティコからアルバロ・モラタを獲得した。4年ぶりに復帰したスペイン代表FWは、公式戦でクリスチアーノ・ロナウドに続くチーム2位の11得点と確かな貢献している。
結果的には、スアレスがアトレティコに、モラタがユベントスに移籍したのは、両クラブにとって正解だったと言えるのかもしれない。
【動画】プスカシュ賞にもノミネートされたスアレスの強烈ヒール弾はこちら
構成●サッカーダイジェストWeb編集部