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「日本のクラブとは契約寸前に…」J参戦が囁かれたアギーレがメキシコ復帰の背景を語る!「旅を続けたかった」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月13日

なぜ母国復帰を決めたのか?

いまだ「熱意に満ちている」というアギーレは新しい契約への想いを明かした。 (C) Getty Images

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 日本行きが囁かれたメキシコの熱血漢は、母国の古豪への就任を決意した。元日本代表監督のハビエル・アギーレだ。

 現地時間12月7日、メキシコの古豪モンテレイは、フリーとなっていたアギーレの招聘を発表した。地元メディア『Mediotiempo』によれば、年俸240万ドル(約2億4960万円)で合意に至ったという。

 現在62歳のアギーレは、2014年の夏から約7か月間に渡って指揮を執った経験を持つ熱血漢だ。今年7月にレガネスを退任してからはフリーの状態が続いていたなかで、去る10月には、日本とアメリカのクラブからのオファーを熟考中であることが報じられていた。

 今年10月に米スポーツチャンネル『ESPN』のインタビューに応じた際には、「今の私に資格があると思わない」と母国復帰の可能性を否定していたアギーレだが、なぜモンテレイ就任を決めたのだろうか。

 スペイン紙『Marca』のメキシコ版の取材に応じたアギーレは、「私自身は旅を続けたかった」と明かしたうえで、モンテレイ就任の真意を話した。
 
「私はいまでも高い意欲を持っている。だが、妻のシルビアが私を止めたんだよ。彼女は旅に飽きてしまったようだった。日本のクラブとは契約寸前のところまで行き、アメリカでは2チームと面接をした。だが、彼女が家にとどまることを望んだんだ」

 愛妻の要望を受け、母国での指揮を決断したメキシコ人指揮官は、「エキサイティングなプロジェクトだと思えたし、オファーを貰ってから2日で決めた」と続けている。

「彼らは数か月前にオファーをしてきたわけではなかった。だが、魅力的なプロジェクトを提案してくれた。まるでアツアツのスープのような、熱い想いで受け入れることにしたよ」

 さらに「この国で契約したことで、あらゆる物事が簡単になる」と語ったアギーレ。Jリーグクラブからのオファーを蹴り、母国復帰を決意した彼は、いかなる手腕を見せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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