「「もちろん僕らは怒っている」
フィルジル・ファン・ダイクを失ったショックはまだ癒えていない。
10月17日のプレミアリーグ第5節、エバートンとのマージーサイドダービーで、ファン・ダイクは相手GKジョーダン・ピックフォードのタックルを受けて負傷。前十字じん帯を痛め、手術を受けて長期離脱することを余儀なくされた。
リバプールはこの試合でリシャルリソンのタックルを受けたチアゴ・アルカンタラも負傷した。リシャルリソンは退場となったが、ピックフォードは“おとがめなし”となっている。
リバプール陣営は怒りが収まらないようだ。英公共放送『BBC』によると、ジョルジニオ・ヴァイナルダムは「もちろん僕らは怒っている。ピックフォードのタックルは完全にバカげていた」と非難した。
「ケガさせるつもりじゃなかったのは信じる。だれでもダービーは勝ちたい。行き過ぎてしまうこともある。でも、彼らはあまりにやりすぎだった。彼だけじゃない。リシャルリソンのチアゴに対するプレーもひどかった。サッカーにアクシデントはつきものだ。不運にもケガさせることはある。でも、彼らのやり方は完全に受け入れられないものだった」
【動画】ホラータックル? ファン・ダイクが負傷した決定的瞬間
10月17日のプレミアリーグ第5節、エバートンとのマージーサイドダービーで、ファン・ダイクは相手GKジョーダン・ピックフォードのタックルを受けて負傷。前十字じん帯を痛め、手術を受けて長期離脱することを余儀なくされた。
リバプールはこの試合でリシャルリソンのタックルを受けたチアゴ・アルカンタラも負傷した。リシャルリソンは退場となったが、ピックフォードは“おとがめなし”となっている。
リバプール陣営は怒りが収まらないようだ。英公共放送『BBC』によると、ジョルジニオ・ヴァイナルダムは「もちろん僕らは怒っている。ピックフォードのタックルは完全にバカげていた」と非難した。
「ケガさせるつもりじゃなかったのは信じる。だれでもダービーは勝ちたい。行き過ぎてしまうこともある。でも、彼らはあまりにやりすぎだった。彼だけじゃない。リシャルリソンのチアゴに対するプレーもひどかった。サッカーにアクシデントはつきものだ。不運にもケガさせることはある。でも、彼らのやり方は完全に受け入れられないものだった」
【動画】ホラータックル? ファン・ダイクが負傷した決定的瞬間
ユルゲン・クロップ監督は「われわれはあなたと違い、まだ繊細な状況にある」と、会見でのメディアの姿勢にも苦言を呈した。
「最初の質問が『市場でどうするか?』なのか。われわれは世界最高のセンターバックである副主将を長期失ったんだぞ。どれくらい長くなるかを見て、今の解決策のために仕事する」
そして、クロップは「サッカーの試合で起きてはいけないことが起きた。初めてのことじゃない。最後でもないだろう。わたしの見方は選手たちと似たものだ」と話している。
「(ピックフォードとリシャルリソンの)どちらのタックルも受け入れがたい」
さらに、クロップは「この試合ではまとめていろいろあった。マイケル・オリバーは普段素晴らしい主審だが、見ていなかった。理由が分からない。VARはルールを忘れている」と続けた。
「選手を罰してほしいのではない。だが、間違えたらその結果には対応しなければいけない。その結果を受けたのは2人だけだ。フィルジルとチアゴだよ。あとはそのままだ。われわれは何も間違ったことをしていない。だが苦しんでいるのはわれわれだ。正しくないことだと感じる」
いずれにしても、ファン・ダイクはしばらく戦列に戻ることができない。守備陣の柱を欠いたリバプールの今後が注目される。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
「最初の質問が『市場でどうするか?』なのか。われわれは世界最高のセンターバックである副主将を長期失ったんだぞ。どれくらい長くなるかを見て、今の解決策のために仕事する」
そして、クロップは「サッカーの試合で起きてはいけないことが起きた。初めてのことじゃない。最後でもないだろう。わたしの見方は選手たちと似たものだ」と話している。
「(ピックフォードとリシャルリソンの)どちらのタックルも受け入れがたい」
さらに、クロップは「この試合ではまとめていろいろあった。マイケル・オリバーは普段素晴らしい主審だが、見ていなかった。理由が分からない。VARはルールを忘れている」と続けた。
「選手を罰してほしいのではない。だが、間違えたらその結果には対応しなければいけない。その結果を受けたのは2人だけだ。フィルジルとチアゴだよ。あとはそのままだ。われわれは何も間違ったことをしていない。だが苦しんでいるのはわれわれだ。正しくないことだと感じる」
いずれにしても、ファン・ダイクはしばらく戦列に戻ることができない。守備陣の柱を欠いたリバプールの今後が注目される。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部