現在SNS上では、２枚の写真をある２つの言葉を添えて投稿するというのが、ユーザーの間でブームとなっている。その言葉とは「How it started」 と「How it's going」。日本語に訳すと「どう始めたか」と「どう進めているか」になる。つまり、始まりの写真と現在の写真を並べ、どれだけ自分が成長したかを示すということだ。そんなちょっとしたムーブメントはサッカー界にも波及しているようで……。

　現地時間11日、スペイン代表DFでトッテナム所属の23歳、セルヒオ・レギロンが自身のツイッターを更新。そこで彼は例のごとく２つの言葉を並べると、今夏に時同じくして加入した31歳のガレス・ベイルとの２ショット写真２枚を披露している。

　１枚目は、既にレアル・マドリーのスター選手であったベイルの横で緊張した表情を見せる少年時代のもの。レギロンがマドリーの下部組織にいた時に撮影されたもののようだ。俊英左SBはその後、マドリーにトップ昇格。憧れの存在と１シーズンだけともにプレーした。

　そして、２人はトッテナムで再びチームメイトとなる。もう一枚は、その入団発表の際を撮られたものだ。

　これには多くのファンが反応し、数多くのコメントが寄せられ、英紙「Daily mail」も「レギロンがベイルと一緒に写る素晴らしい回想写真を投稿し、ソーシャルメディアの熱狂を煽る」と伝え、この投稿を報じている。
 

　そしてこの動きは、他のビッグネームでも。11日に行なわれたポルトガルとの試合後、フランス代表の21歳、キリアン・エムバペが「僕のアイドル」と綴り、35歳のクリスチアーノ・ロナウドとの２ショットを公開。これを受けて、こちらはファンの間で、やはり例の２つの言葉を並べた投稿が盛り上がりを見せている。

　一枚は先にフランスの若きエースが公開した写真をそのまま引用したもので、もう一枚は、小学校高学年から中学生ほどに見えるエムバぺが、満面の笑みを見せスーパースターと収まったものだ。

　なかなか味わい深いこれらの投稿。そのなかで「How it finish」、どう終えるかも重要で、気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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