• トップ
  • ニュース一覧
  • 木村和司氏&トルシエ氏が日本サッカー殿堂入り!伝説のフリーキッカーと日韓W杯指揮官が、ともに喜びのコメントを発表

木村和司氏&トルシエ氏が日本サッカー殿堂入り!伝説のフリーキッカーと日韓W杯指揮官が、ともに喜びのコメントを発表

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年09月10日

伝説のフリーキッカーと日本代表を初のW杯ベスト16に導いた名将が選出!

JFAが日本サッカー殿堂に、新たに木村氏とトルシエ氏を掲額することを発表した。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 日本サッカー協会(JFA)は9月10日、第17回日本サッカー殿堂に木村和司氏とフィリップ・トルシエ氏を掲額することを決定した。
 
 木村氏は明治大2年時に日本代表に選出され、国際Aマッチ出場は 54 試合を数える。FK からのシュートは特筆されるもので、なかでも1986年メキシコ・ワールドカップのアジア最終予選のホームゲームで韓国を相手に決めたゴールは、30年を越えた今もなお語り継がれており、伝説のフリーキッカーとしてサッカーファンの心に刻まれている。
 
 一方トルシエ氏は1998年に日本代表監督に就任し、2002年日韓ワールドカップでチームを初のベスト16 に導いた。日本代表を率いた4年間でコンフェデレーションズカップ準優勝(2001年)、アジアカップ優勝(2000年)などの実績も残した名将だ。
 
 また、選考方法は両者ともに異なり、木村氏は60 歳以上で日本サッカー界に貢献したプレーヤーを対象にした5名の候補者の中から投票で選出。トルシエ氏は、日本サッカー界の発展に顕著な貢献をしたとして、特別選考で選ばれた。
 
 これにより、これまで掲額された総数は、今回の2名を加え、82名と2チームとなった。日本サッカー殿堂に新たに掲額された2人のコメントは以下の通り。
 
●木村和司氏
「まずは、新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないなか、私たちの生活を支えてくれている医療従事者や物流事業者、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの販売員の方々をはじめ、『最前線』で働かれている多くの皆さまに、心より感謝の意をお伝えします。
 
 野球少年だった私がみるみるうちにサッカーにのめり込んでいったのには、恩師である浜本敏勝先生(大河 FC)の存在がありました。『わがまま(われがまま)』なプレーを貫けたのは先生のおかげです。そして、常に「プロ」への思いを持っていた私の「プロ」としての意識をさらに高めてくれた加茂周さん。仲間の大切さや温かさ、チームを超越したつながりを教えてくれた森孝慈さん。このサッカー人生で出会い、共にプレーした仲間やスタッフ、全ての方に感謝します。
 
 近い将来、不安なく、スポーツを、サッカーをみんなが笑顔で楽しめる日が戻って来ることを祈っています」
 
●フィリップ・トルシエ氏
「日本サッカー殿堂に私の名前が刻まれるとの大変栄誉あるお知らせをいただき、驚くとともに感謝しています。日本サッカー協会での活動経験は私のキャリアの中でも忘れることのできない大変貴重なものでした。決して全てがスムーズに進んだ道のりではありませんでしたが・・・私のせいですね。
 
 日本代表チームのパフォーマンス向上に携わらせていただいたことが今回の栄誉ある決定につながったと大変嬉しく思います」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【関連記事】
三浦知良、中田英寿、小野伸二…JFA発表のファンが選ぶ「日本代表」ベストイレブン!布陣に当てはめてみると…
天性のストライカー興梠慎三の凄み…大久保嘉人、佐藤寿人、西川周作らの言葉から読み解く
清水が抱える守備での集中力欠如…。大敗も指揮官は前半の出来に一定の手応え「内容がスコアに反映されていない」
「ラニエリは彼をプロジェクトの中心に据える」吉田麻也、 “守備の国”イタリアで評価が急上昇中!驚きの中盤起用も?
クロップが見出した“最適解”で期待膨らむ! 南野拓実のリバプール2年目の「可能性」を最新序列から予想

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ