伝統の背番号7を与えられるも…
“赤い悪魔”で散々な日々を送ったストライカーの恨み節だ。自身の正直な想いを口にしたのは、インテルに所属するチリ代表FWのアレクシス・サンチェスである。
現在31歳のサンチェスは、2018年1月にアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドに移籍。週給56万ポンド(約7800万円)の高額サラリーに加え、エリック・カントナやデイビッド・ベッカム、クリスチアーノ・ロナウドらが背負った伝統の7番を与えられたことでも話題を呼んだ。
しかし、サンチェスは過渡期にあった当時のユナイテッドで苦戦。下部組織上がりのマーカス・ラッシュフォードの台頭も重なり、周囲を納得させるだけの結果を残せないまま、わずか1年半でインテルへと期限付きで移籍した。
8年ぶりのセリエAの舞台で水を得た魚のように躍動したサンチェスは2019-20シーズン、公式戦30試合で4ゴール・10アシストと活躍。先月6日にはインテルと23年6月までの契約を締結した。
散々な結果に終始したユナイテッド時代は本人にとっても苦い記憶だ。現地時間9月4日に自身のインスタグラムに投稿した動画内で当時の想いを語っている。
「色々なことを言われ、僕が悪く映るユナイテッド時代を話したい。ユナイテッド行きの機会は僕にとって魅力的で、子供の頃に好きなクラブだったから、ナイスなものだった。で、何が起こっているのかをあまり把握せず、サインしてしまったんだ。
同僚と一緒にいるなかで、到着するまで知らなかったことも多々あり、練習初日で色々なことを察して、帰りたくなった。それで家に戻ってから、代理人にこう相談した。『アーセナルに戻るために今すぐ契約を解消できないか?』ってね」
現在31歳のサンチェスは、2018年1月にアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドに移籍。週給56万ポンド(約7800万円)の高額サラリーに加え、エリック・カントナやデイビッド・ベッカム、クリスチアーノ・ロナウドらが背負った伝統の7番を与えられたことでも話題を呼んだ。
しかし、サンチェスは過渡期にあった当時のユナイテッドで苦戦。下部組織上がりのマーカス・ラッシュフォードの台頭も重なり、周囲を納得させるだけの結果を残せないまま、わずか1年半でインテルへと期限付きで移籍した。
8年ぶりのセリエAの舞台で水を得た魚のように躍動したサンチェスは2019-20シーズン、公式戦30試合で4ゴール・10アシストと活躍。先月6日にはインテルと23年6月までの契約を締結した。
散々な結果に終始したユナイテッド時代は本人にとっても苦い記憶だ。現地時間9月4日に自身のインスタグラムに投稿した動画内で当時の想いを語っている。
「色々なことを言われ、僕が悪く映るユナイテッド時代を話したい。ユナイテッド行きの機会は僕にとって魅力的で、子供の頃に好きなクラブだったから、ナイスなものだった。で、何が起こっているのかをあまり把握せず、サインしてしまったんだ。
同僚と一緒にいるなかで、到着するまで知らなかったことも多々あり、練習初日で色々なことを察して、帰りたくなった。それで家に戻ってから、代理人にこう相談した。『アーセナルに戻るために今すぐ契約を解消できないか?』ってね」
さらに「何か月かしても同じ想いを抱えていた」というサンチェスは、ユナイテッドを取り巻く環境への不満もぶちまけている。
「当時のチームは全く団結していなかった。ジャーナリストが知らないこともあるのに、誰かが情報をリークするから心が痛んだ時もあった。元選手たちも喋り始めて、クラブ内で何が起こっているのか訳がわからなくなった。彼らは僕を傷つけたんだ。
選手というのは、チーム内の環境にも影響される。だから、ファミリーである必要があるのに、それができていなかった。それはピッチ上でのパフォーマンスにも反映されたよ。誰かが批判されなければならない時も彼らは僕を批判した。たった数分しかプレーしていない時でさえも僕のせいにされた」
「飛躍のキッカケをくれたことには感謝しかない」と口にしつつも、「物事が思い通りにならないのが悩みだった」とも漏らしたサンチェス。その言葉からは、ユナイテッドを取り巻く環境への負の感情が強く感じ取れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「当時のチームは全く団結していなかった。ジャーナリストが知らないこともあるのに、誰かが情報をリークするから心が痛んだ時もあった。元選手たちも喋り始めて、クラブ内で何が起こっているのか訳がわからなくなった。彼らは僕を傷つけたんだ。
選手というのは、チーム内の環境にも影響される。だから、ファミリーである必要があるのに、それができていなかった。それはピッチ上でのパフォーマンスにも反映されたよ。誰かが批判されなければならない時も彼らは僕を批判した。たった数分しかプレーしていない時でさえも僕のせいにされた」
「飛躍のキッカケをくれたことには感謝しかない」と口にしつつも、「物事が思い通りにならないのが悩みだった」とも漏らしたサンチェス。その言葉からは、ユナイテッドを取り巻く環境への負の感情が強く感じ取れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部