【横浜FC】一美和成のPKが“決勝点”に。キッカーの大役はいかにして勝ち取ったのか?

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年08月15日

誰がPKを蹴るかは「ミナ君と話し合いました」

正確なPKでネットを揺らした一美。このゴールが決勝点に。写真:滝川敏之

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[J1第10節]横浜FC4-2湘南/8月15日/ニッパツ
 
 2-0で迎えた17分、横浜FCはPKのチャンスを得る。キッカーは一美和成。GKの逆を突く正確なショットでネットを揺らす。この試合の最終的なスコアは4-2。結果的に、この一美のゴールが決勝点となった。

 キッカーの大役は事前に指名されていたわけではなく、“ピッチ上”で決まったようだ。

「(誰が蹴るかは)ミナ君(皆川佑介)と話し合いました。ミナ君も蹴りたいと言って、自分も蹴りたかった。それで、口でジャンケンして、自分が勝ちました」

 PKの場面と同じく、キッカーを勝ち取るジャンケンでも勝負強さを発揮した一美は、松浦拓弥の先制点や松尾佑介の1点目をお膳立てしたほか、角度の高いポストプレーでも奮闘。さらには献身的な前線からのプレッシングでも貢献。攻守両面で頼りになるパフォーマンスで、チームに勝点3をもたらした。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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