下された異例の決定
新型コロナウイルスの影響により“異例”の決定が下された。
現地時間7月20日、フランスのサッカー専門誌「France Football」は、いまだ目途の立たない新型コロナウイルスの感染拡大の状況受け、2020年のバロンドール授与を行なわないことを発表した。
バロンドールは、1年で最も優れた活躍をした選手に贈られる個人賞で、サッカー界で最も権威ある賞だ。かつてはヨーロッパのみが対象だったが、2007年以降は全世界に拡大されてきた。
だが、今シーズンは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、各国リーグが中断を余儀なくされたうえ、オランダやフランスなどシーズン途中で打ち切りとなった国もある。それだけに1956年の創設以来初となる中止を決意したようだ。
現地時間7月20日、フランスのサッカー専門誌「France Football」は、いまだ目途の立たない新型コロナウイルスの感染拡大の状況受け、2020年のバロンドール授与を行なわないことを発表した。
バロンドールは、1年で最も優れた活躍をした選手に贈られる個人賞で、サッカー界で最も権威ある賞だ。かつてはヨーロッパのみが対象だったが、2007年以降は全世界に拡大されてきた。
だが、今シーズンは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、各国リーグが中断を余儀なくされたうえ、オランダやフランスなどシーズン途中で打ち切りとなった国もある。それだけに1956年の創設以来初となる中止を決意したようだ。
『France Football』は、次のように説明している。
「今年のような特異な1年を、いつものように扱うことはできない。そして、扱ってはならない。多くの試合が中止となったか、いつもとは異なる条件のもとで行なわれたために、適正な価値を定めることが難しくなった。この決断は、私たちにとっても喜ぶべきものではないが、賞の信頼性、正当性を守るものとなるだろう」
また、同誌を傘下に置くレキップグループは、2020年のバロンドール男子最優秀選手賞、女子最優秀選手賞、21歳以下の最優秀選手賞コパ・トロフィー、最優秀GK賞ヤシン・トロフィーの4部門の表彰が中止する代わりに、2020年のベスト・イレブンは発表するとしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「今年のような特異な1年を、いつものように扱うことはできない。そして、扱ってはならない。多くの試合が中止となったか、いつもとは異なる条件のもとで行なわれたために、適正な価値を定めることが難しくなった。この決断は、私たちにとっても喜ぶべきものではないが、賞の信頼性、正当性を守るものとなるだろう」
また、同誌を傘下に置くレキップグループは、2020年のバロンドール男子最優秀選手賞、女子最優秀選手賞、21歳以下の最優秀選手賞コパ・トロフィー、最優秀GK賞ヤシン・トロフィーの4部門の表彰が中止する代わりに、2020年のベスト・イレブンは発表するとしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部