2020シーズンのJ1リーグがついに再開を迎え、最大5000人の観客を入れて開催されるなど、徐々にJリーグが本来の姿を取り戻しつつある。現時点ですでに4試合が消化されているが、約4か月という長い中断期間を経て勢力図は変わるのだろうか。
ここでは、今季開幕前に『サッカーダイジェスト』誌で順位予想をしていただいた解説陣に、「降格なし」「交代枠5人」「過密日程」といった注目ポイントも踏まえ、改めて今季の順位を占ってもらった。
●松木安太郎(元ヴェルディ川崎監督ほか)
過密日程では移動が大きなポイントになる。交通網が発達している首都圏のチームは地方に比べて疲労が軽く有利だ。中でも横浜は安定感があり、クラブとしての経験値が高い鹿島はなんだかんだで上位に来そう。横浜FCはカズや俊輔らベテランをどう起用するか。