【FC東京】「得点への期待に応える」新体制発表で前田遼一が自信のコメント

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年02月05日

「J1でのプレーを望んだ。移籍は悩んだが自分で決めた」と前田。

今季磐田からFC東京に完全移籍で加入した前田。ゴール量産へ手応えも感じているようだ。(C) SOCCER DIGEST

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 FC東京は4日、東京・小平グラウンドで2015シーズン新体制発表記者会見を行なった。新加入の5選手らが出席し、改めて今季の抱負を語った。
 
 1次キャンプを終え、新シーズンへの準備が進むなか、立石敬之GMは「2020年の東京五輪までに10冠を達成したい」と宣言した。J1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯の国内三大タイトルのうち、東京は二度のナビスコカップ、天皇杯を獲得している。首都クラブは、残り7つのタイトル奪取に向けて、今季は初のリーグ制覇を目指す。
 
 そのための補強の目玉となった前田遼一について、フィッカデンティ監督は「試合を決めてくれる」存在として期待を寄せている。昨季はリーグ戦で0-1の敗戦が6試合あり、決定力不足が上位進出への足かせとなっていた。
 
 この問題に答を持つストライカーとして新たに東京に加わった前田は、「ひとつでも多くの勝利に貢献し、チームのタイトル獲得に貢献できるよう頑張りたい。得点を一番求められているので、それに応えたい」と決意を語った。
 
 プロ16年目にして初の移籍となる今季、15年間在籍した磐田を離れる苦渋の決断を下した。その理由については「移籍は、J1でプレーしたかったから。悩みましたし、J2でこれ以上プレーしていくことへの危機感もあった。いろんな人から話を聞いたが、最後は自分で決めた。ここからは新たなチャレンジとなる」と言葉にした。
 
 それまで外から見ていた東京は「サポーターの迫力がスゴイ。技術の高い選手が多く、若くて勢いのある選手も多くいるという印象だった」と話す。
 
 1次キャンプの最終日には、J3のFC琉球と今季初の対外試合も行なっている。その試合では、惜しくも無得点に終わったが、手応えも掴んだようだ。

新体制発表会見に臨んだフィッカデンティ監督と、復帰組を除く今季新加入の選手たち。前列左から小川諒也、佐々木渉、奈良竜樹、後列左から榎本達也、フィッカデンティ監督、前田遼一。

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「良いクロスを上げてくれる選手もいるし、いろんなタイプの選手がいるので、様々なパターンから得点できる環境だと思う。サポーターの力とクオリティが東京にはある。ペナルティエリア内の動きを工夫して合わせていきたい」
 
 09年から2年連続得点王に輝いた男は、その両脚に大きな期待を集めている。
「プレッシャーを感じているが、自信もある」
 ストライカーとしての本懐を遂げ、数多くのゴールでチームを悲願のリーグ制覇へと導く。前田の静かな闘志は、すでに燃えたぎっている。

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