アルゼンチン代表のFWセルヒオ・アグエロの振る舞いが話題を呼んでいる。

　５月31日にスペイン紙『Marca』などが伝えたところによると、マンチェスター・シティに所属するストライカーは「Twitch」のライブで、確執も囁かれたアルゼンチン代表監督のホルヘ・サンパオリの動画を見ながら、皮肉ったという。

　そのムービーには、2018年ロシア・ワールドカップのグループリーグ第３戦、ナイジェリアとの大一番（２-１）で、アルゼンチンのDFマルコス・ロホが86分に劇的な決勝弾を奪ったシーンが収められている。喜びを爆発させたサンパオリが、タッチライン際を走り回っているのだ。

　その動画に合わせて、アグエロは次のように呟いた。

「何をしているの？ 何をしているの？ 何をしているの？どこに行くの？ 私たちのいる方に走った！ どこに向かって走っているの？ どこに行くんだ？」

　小馬鹿にした感じで、そう表現すると、さらにこう続けた。

「ドーピング！彼はドーピングすべきだった。コーチのためのドーピングがあるべきだよね？」
 

　このロシアW杯で、大黒柱のリオネル・メッシとともに攻撃の牽引車として期待されたアグエロは、しかし０-３で完敗したクロアチアとの第２戦で、ショッキングな先制点の直後の54分にゴンサロ・イグアインと交代。続くこのナイジェリア戦、そして敗退が決まったラウンド・オブ16のフランス戦でも先発を外されていた。

　その“恨み”は、いまも消えることがないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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