「間違ってなかった」「バルサの会長に『出て行け!』と…」フィーゴが“禁断の移籍”の舞台裏を語る!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年05月03日

マドリー移籍に想うこととは?

マドリー移籍でフィーゴはバルサのサポーターから“裏切り者”として批判され、中傷するバナー(右)が掲げられた。 (C) Getty Images

画像を見る

 バルセロナとレアル・マドリー。スペインが世界に誇る2強クラブは、周知の通り、永遠のライバル関係にある。それだけにこの両クラブ間で移籍をすれば、古巣サポーターから憎まれるのは避けられない。

 2000年の夏にバルセロナからマドリーへ移籍したルイス・フィーゴは、まさにそうだった。

 フロレンティーノ・ペレス会長が作り上げた“銀河系軍団”の一翼を担うべく、移籍金6000万ユーロ(約72億円)で移籍したポルトガル代表FWは、バルサで絶対的な主力だったこともあり、古巣のファンからは「守銭奴だ」と大きく妬まれた。彼がバルセロナ市内で経営していた日本食レストランが襲撃を受けたり、カンプ・ノウでの試合では、ピッチに豚の頭が投げ込まれもした。

 それから5年間に渡ってマドリーでプレーしたフィーゴは当時、何を想っていたのか? 現地時間5月2日に開かれた元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロとのインスタグラムのライブ配信で、「重大な決断だったんだ」と回想した。

「僕に多くのものを与えてくれて、心地よく感じていた街からの移籍だったから簡単ではなかった。でも、あの時は自分がしていることを認められていると感じられなかった。バルサを運営する人々に認められる必要があった。でも、評価を受けられない時にオファーがあれば、それを検討しなければならない。あの話は全てがそうして始まった」
 

 自身に対する評価の低さを“禁断の移籍”の理由に挙げたフィーゴは、さらに当時のバルサ会長だったジョアン・ガスパール氏とのやり取りを赤裸々に告白した。

「会長には、『金を持って来て出て行け!』と言われた。誰だってそんなことを言われれば、怒るものだよ。私もそうだった。特にクラブに全力を尽くそうとしている時だったからね。

 実は、その夏にはラツィオに行く可能性もあったんだ。彼らは強かったし、移籍金も準備できていたから、私の契約解除金を払おうとしたんだ。でも、私はしっかりと選び、大きな目標を持ったチームを探していた。結果として、マドリー行きは間違っていなかったよ」

 マドリーについては、「最初は簡単ではなかったが、私にとって全てが新しかった」と語ったフィーゴ。世間を大きく賑わせたが、自身の決断への後悔はまったくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「間違いかと思った…」「あれが全てを変えた」トッティ、伝説のユーベ戦での中田英寿との“交代劇”を語る!
「僕はJリーグをより良くした」「クソ野郎としては…」ポドルスキが海外メディアで語った日本と退団への想い
“泣き虫”はいかにして変貌したのか? 元マンU戦士が語るC・ロナウドの転換期「信じていた選手は少なかった…」
セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」
中村憲剛が選ぶJ歴代ベスト11「恩人のジュニーニョはやっぱり外せない!」「中盤のポイントは…」

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト WSD責任編集
    9月10日発売
    欧州サッカークラブ
    選手名鑑の決定版!
    2021-22 EUROPE SOCCER
    TODAY 開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 10月28日号
    10月14日発売
    2021年 J1&J2
    全42クラブの
    ラストスパート診断
    各番記者が旬な疑問に一発回答
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月6日発売
    MANCHESTER UNITED
    「新・黄金時代」の幕開け
    新生ユナイテッドの
    魅力と可能性に迫る!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.33
    7月28日発売
    2年ぶりの本大会開催!
    インターハイ選手名鑑
    出場全52校・1040選手を網羅
    データ満載の決定版
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ