「お前のユニホームなんていらない…」「再会したら血を見る」マテラッツィがジダンの“頭突き事件”の真相を語る!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年03月27日

カンナバーロも「すごい音を聞いた」と回想

頭突きを受けて倒れ込むマテラッツィ。それを鋭い眼光で睨みつけるジダン(左奥)の表情が当時の緊迫感を物語る。 (C) Getty Images

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 新型コロナウイルスの危機で自宅待機を余儀なくされる人々が多いなか、プロフットボーラーたちはSNSを使って様々なメッセージを発信し、ファンを楽しませている。

 元イタリア代表DFのマルコ・マテラッツィもその一人だ。ファビオ・カンナバーロのインスタグラムでのチャット中に、“あの事件”に言及した。そう、2006年のドイツ・ワールドカップ決勝で、ジネディーヌ・ジダンに頭突きを見舞われた一件だ。

 サッカー界のレジェンドであるジダンは、現役ラストゲームとなったイタリアとの大一番で、延長に突入していた110分に、突如として後ろを振り返って、マテラッツィを頭突きで倒して一発退場となった。

 その後に行なわれたPK戦でフランスが敗れたこともあり、世界に衝撃をもたらしたこのエピソードについて、マテラッツィは、「『お前のユニホームなんかいらない。×××のほうがいい』と言ったんだ。そしたらああなった。気付かなかったのは幸いだ。そうじゃなければ、自分のことだからやり返して退場になっていただろう」と話している。

「再会? いやいや、ニアミス程度だ。でも、問題ない。むしろ、彼が監督になってからやってきたことには賛辞を送るばかりだ。ファビオ、君が彼と話してくれよ!イタリア対フランスのレジェンドゲームがあっても、自分は出ない。せいぜい監督をやるくらいだ。そうじゃないと、血を見るからな!」

 これに対して、カンナバーロは、「マンマミーア。自分が食らわなかったのはラッキーだ」と述べている。

「そうじゃなければ、今頃どうなっていたか(笑)。マルコの近くにいたけど、すごい音を聞いたよ」
 
 それから10年以上が経ち、ジダンやカンナバーロは指導者となった。マテラッツィは現在のサッカーについて「以前と比べてスピードがとんでもない」と語った。

「今でもやれるのは、“怪物”ロナウドだけじゃないかと思う。ほかの選手はみんな、今の選手に比べればあまりにスローだ。ウチの息子だって、私ができなかったようなことをやっているよ」

 だが、ドイツの地で世界王者となったイタリア代表の面々はヒーローだった。当時のチームは今、新型コロナウイルスに苦しむ国のためにチャリティー活動をしている。イタリア、そして世界が早くこの危機を乗り越え、マテラッツィが驚くスピードのサッカーが見られるようになるのが待ち遠しい。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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