「日本への冒険を…」J戦士3人も登場! 地元紙がバルサのカンテラで大成しなかった逸材の“今”を特集

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年03月17日

ガンバ大阪でプレーした父を持つ男の今は?

クエンカ(左)、サンペール(中央)、D・バブンスキ(右)はいずれもJリーグに活躍の場を求めた元バルサ戦士だ。 (C) SOCCER DIGEST

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 スペイン屈指の名門バルセロナは、カンテラ(下部組織)からこれまでに幾人もの名手たちを輩出してきた。

 ジョゼップ・グアルディオラ、カルレス・プジョル、シャビ、アンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシ、ジェラール・ピケ、セスク・ファブレガスなど、ワールドクラスの選手へと成長していった逸材たちの名を挙げれば、枚挙に暇がない。

 一方で、将来を嘱望されながらも、トップチームで才能を開花させられなかった選手たちもいる。その才能を持て余したかつての原石には、日本へ活躍の場を求めた者もいる。

 そんなバルサのカンテラにスポットライトを当てたスペイン紙『Marca』は、「ラ・マシア(バルサのカンテラ)で最も有望視された真珠たちは今どこに?」と銘打った記事を掲載。2010年代にトップチームでの活躍を期待された50人の若手たちの今を紹介した。

 その中に3人のJリーガーが登場している。最初に登場したのは、ダビド・バブンスキーだ。

 かつてガンバ大阪で活躍したボバンを父に持つD・バブンスキは、06年にバルサの下部組織に入団。13年にはバルサBにまで昇格したが、トップチームへは上がれず。その後、17年に横浜、18年に大宮と2つのJクラブを渡り歩いた。

 現在はルーマニアのボドシャニでプレーするD・バブンスキについて、『Marca』は、次のように記した。

「手紙が好きなフットボーラーで、読み書きが好きな青年だった。2016年にクラブへ送った別れの手紙が話題にもなった。彼はバルサBで3シーズンプレーした後に日本への冒険を決めた」

 現役のJリーガーも二人紹介されている。ヴィッセル神戸のセルジ・サンペールとベガルタ仙台のイサック・クエンカだ。

 サンペールについて、記事では「バルサ時代は移籍先でついていなかった」と紹介されている。

「トップチームでの彼は、当時の指揮官だったエルネスト・バルベルデからほとんど期待されず、昨年の冬に日本へ自身の運命を定めた。彼はバルサ時代に武者修行先のクラブで運に見放された。グラナダではチームが2部に降格し、直後に移籍したラス・パルマスでは重傷を負ったためにほとんどプレーできなかった。ただ、彼は伝統の『バルサ・スタイル』を永続させるための希望の一人であった」

 続いて、サンペールよりも先に日本でのプレーを決断していたクエンカについて同紙は、こう綴っている。

「バルサBで目覚ましい活躍を見せた後にクエンカは、トップチームを率いていたグアルディオラに見出され、ラ・リーガとチャンピオンズ・リーグ、コパ・デル・レイなどで重要な出場機会を与えられた。しかし、怪我が彼の成長を邪魔した。そして今は日本のベガルタ仙台にいる」

 チーム方針の転換により、以前よりもカンテラ育ちの台頭が目立ちにくくなっているバルサ。果たして、この先、メッシやイニエスタのような世界的な名手となり得る逸材は出てくるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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