カバジェロへの“落とし前”は?
プロサッカー選手が練習中にチームメートと「ちょっとした賭け」をすることは少なくない。現在、リーグ・アンのモナコでプレーする元スペイン代表MFセスク・ファブレガスもその一人だ。彼はチェルシー時代にウィリー・カバジェロと“ある賭け”をしたエピソードをインスタグラムで明かした。
ある日のPK練習に「ちょっとスパイス」を加えるため、GKたちと賭けをしていたというセスクは、「なぜか本当に失敗したことがなかった。だからある日、自信過剰になってしまったんだ」と振り返り、こう綴っている。
「カバジェロの番になって、僕は彼にPKを止めたらレンジローバーをあげると言ってしまったんだ。残念なことに、チームのみんなが見ている前で、彼はPKを止めた。どうなったか、分かるよね……。一番自信を持っている選手から、世界で最も愚かな男だと感じるようになってしまったよ」
セスクは、「もちろんみんなが笑って僕に落とし前をつけろと叫んできたよ。それで僕は中古売り場に行って、まったく使えない、壊れたレンジローバーを950ポンド(約13万円)で見つけたのさ」と続けた。
「次の日、練習場に運んでもらって…あとは動画で見せるよ」
ある日のPK練習に「ちょっとスパイス」を加えるため、GKたちと賭けをしていたというセスクは、「なぜか本当に失敗したことがなかった。だからある日、自信過剰になってしまったんだ」と振り返り、こう綴っている。
「カバジェロの番になって、僕は彼にPKを止めたらレンジローバーをあげると言ってしまったんだ。残念なことに、チームのみんなが見ている前で、彼はPKを止めた。どうなったか、分かるよね……。一番自信を持っている選手から、世界で最も愚かな男だと感じるようになってしまったよ」
セスクは、「もちろんみんなが笑って僕に落とし前をつけろと叫んできたよ。それで僕は中古売り場に行って、まったく使えない、壊れたレンジローバーを950ポンド(約13万円)で見つけたのさ」と続けた。
「次の日、練習場に運んでもらって…あとは動画で見せるよ」
すぐに公開された動画では、タオルで目隠ししたカバジェロをセスクがレンジローバーまで案内。マルコス・アロンソやペドロらチームメートたちが携帯電話で撮影する中、セスクはカバジェロにボンネット上のリボンで“飾り付け”されたレンジローバーを披露する。
しかし、フロントガラスが割れている“高級車”を目にしたカバジェロは思わず爆笑。「オーマイガー! 割れてんじゃん」と賭けに負けたセスクからの予想外の一手に目を細めた。
英公共放送『BBC』によると、カバジェロはセスクの投稿に「これは本当の話だよ。彼は約束を守る男なんだ。セスク・ファブレガスが恋しいよ」と返している。
なお、投稿の最後に、セスクは、こうも記している。
「この話の教訓は『絶対に賭けはするな』、だ」
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部