現地時間２月26日、チャンピオンズ・リーグ（CL）ラウンド・オブ16の第１レグ２試合が開催され、ユベントスは敵地でリヨンと対戦した。

　序盤からリヨンにペースを握られたユベントスは、21分にピンチを招く。CKにニアで合わせたFWトコ・エカンビのヘッドは、クロスバーに救われた。

　さらに31分、CBデリフトが流血して治療中だった隙を突かれ、アウアーのクロスに合わせたトゥザールのシュートで先制を許す。その後もトコ・エカンビに際どいシュートを浴びるなど、終始押され気味だったユーベは、ほとんどチャンスを作れずに前半を終える。

　アウェーチームにようやく決定機が訪れたのは69分。左SBアレックス・サンドロのクロスにディバラが合わせるも、枠を捉えられなかった。

　その直後に、クアドラードに代えて“切り札”イグアインを投入したイタリアの絶対王者は、ここから猛攻を仕掛ける。85分にはディバラのパスを受けたイグアインが至近距離から狙うも、わずかに外れる。クリスチアーノ・ロナウドやディバラがエリア内で倒れるシーンもあったが笛は鳴らず、リヨンの守備網を最後まで崩せなかった。

　結局、枠内シュートわずか１本で０-１の完封負けを喫したユーベ。３月17日にホームで行なわれる第２レグで、逆転できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部