ミランの元CEOが明かしたイブラの影響力とは?
やはりその影響力は絶大だった。
現地時間2月2日のセリエA第22節で、ミランはヴェローナとホームで1-1と引き分けた。後半途中に相手が退場者を出し、数的優位に立ったものの、勝ち越しゴールには至らず。リーグでの連勝が3試合、公式戦での連勝が5試合で止まった。
もっとも痛手だったのは、ズラタン・イブラヒモビッチが発熱で欠場したことだ。今年1月に“スウェーデンのレジェンド”が加入してから、ミランはヴェローナ戦の前まで公式戦で5勝1分けを記録。さらに今シーズンは得点力不足に苦しんできたが、この6試合で13得点をマークしている。
ミランは、イブラヒモビッチ加入でポジションを奪われたクシシュトフ・ピオンテクをヘルタ・ベルリンに売却したため、ヴェローナ戦の前線はラファエウ・レオンとアンテ・レビッチが担った。だが、両選手はゴールネットを揺らせなかった。
現地時間2月2日のセリエA第22節で、ミランはヴェローナとホームで1-1と引き分けた。後半途中に相手が退場者を出し、数的優位に立ったものの、勝ち越しゴールには至らず。リーグでの連勝が3試合、公式戦での連勝が5試合で止まった。
もっとも痛手だったのは、ズラタン・イブラヒモビッチが発熱で欠場したことだ。今年1月に“スウェーデンのレジェンド”が加入してから、ミランはヴェローナ戦の前まで公式戦で5勝1分けを記録。さらに今シーズンは得点力不足に苦しんできたが、この6試合で13得点をマークしている。
ミランは、イブラヒモビッチ加入でポジションを奪われたクシシュトフ・ピオンテクをヘルタ・ベルリンに売却したため、ヴェローナ戦の前線はラファエウ・レオンとアンテ・レビッチが担った。だが、両選手はゴールネットを揺らせなかった。
イブラヒモビッチがいかに大きな存在か。かつてミランでCEOを務めたアドリアーノ・ガッリアーニは、「チームメートにとっていかに模範と刺激になるかを私は知っている」と、イタリア衛星放送『Sky Sport』で話した。
「正しいインテンシティーで練習していなかったチームメートに壁ドンしたのを覚えているよ。そういう良い姿勢を、今も彼は失っていないはずだ。チームメートにとっては刺激、対戦相手にとっては恐怖となるはずだよ。2012年に収支の理由で彼を放出した時のことは今でも泣けるね」
イブラヒモビッチの契約は今年6月までだが、来シーズンに向けた延長オプションも付帯している。10月には39歳になるが、その力に頼るべきとの声は少なくない。契約を延長すべきか問うイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューでは、1800人を超えるユーザーのうち、77%強が「イエス」と回答した。
ヴェローナ戦で引き分け、8位につけているミランだが、ヨーロッパリーグ出場圏の6位カリアリとは勝点で並んでいる。だからこそミラニスタは、イブラヒモビッチがさらにチームを押し上げ、契約延長を勝ち取ることを願っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部