「我々には大惨事だ」「報酬を払うのはクラブなのに…」クロップがアフリカ・ネーションズカップの開催時期変更に嘆き

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月18日

1月開催に戻ったアフリカ・ネーションズカップの決定に嘆き

チームの戦力に小さくない影響を及ぼす決定にクロップが嘆き節を展開した。 (C) Getty Images

画像を見る

 アフリカの頂点を競うネーションズカップは、2021年大会から夏に移行していたものが、再び1月開催に戻る。この一方は、少なくない欧州クラブを動揺させただろう。というのも、シーズン半ばに主力を失うからだ。

 その筆頭と目されているのが、欧州王者のリバプールだ。エジプト代表のモハメド・サラー、セネガル代表のサディオ・マネと、チームの看板である前線トリオのうち2人を失うことになる。

 アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』によると、リバプールのユルゲン・クロップ監督は、1月17日に開かれた会見で、「私はこれ以上ないほど(大会を)リスペクトしている。だが、シーズン中の開催は明らかに問題だ」と述べた。

「我々にとっては、大惨事だよ。もしも、我々が行かせられないと言えば、その選手は処分される。だが、どうして選手の報酬を払うクラブが決められないんだ? 選手が負傷して、クラブでプレーできないと言っても、アフリカに送って彼らが見られるようにしなければいけない」

 さらにクロップは、「誰も耳を貸さないだろう。『リバプールがまた文句を言っている』と言うんだ。まったく時間の無駄だよ。でも、何も変わらない限り、私は言い続ける。大切なのは選手だ」と続けた。

「(介入すべき)FIFAが関わっていないようだね。不思議な状況だよ。試合数が減るのを我々が望むと、彼らは金が失われると言う。わたしは、私にはその用意があると言うよ」

 何よりもチーム、そして選手を想うクロップは、「こういう大会を戦うのは選手で、彼らには休みがない。ハリー・ケインのことをすごく思うよ。試合数が多すぎるせいで彼はおそらくEUROを欠場する。簡単じゃない」と話す。

「誰も選手の健康を考えないんだ。解決するためには、権限を持つ組織が集まる必要があるんだよ。誰も話をしない。(ネーションズカップのために)ナビ・ケイタやマネを売ることはない。だが、次に誰か獲得するとしたら、それを決めるうえで影響するだろうね」

 常に付きまとう過密日程の問題は、なかなか解決の糸口が見えない。だが、クロップが言うように、選手の健康が大切なのは確かだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 7月9日号
    6月23日発売
    Jリーガー200名が選ぶ
    「天才番付」
    Jリーグ再開ガイドに
    高校サッカー逸材図鑑も!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    6月18日発売
    欧州3大リーグ
    再開完全ガイド
    全60クラブの
    最新FO&キーマンを網羅
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ