• トップ
  • ニュース一覧
  • 「キーパーが眠ている間に…」マドリーの“精密機械”クロースが放った直接CK弾に地元紙の反応は?

「キーパーが眠ている間に…」マドリーの“精密機械”クロースが放った直接CK弾に地元紙の反応は?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月09日

22年ぶりの“オリンピック・ゴール”

マドリーの中盤を支えるクロースが放った鮮烈な一撃が大きな話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

画像を見る

 ドイツが誇る“精密機械”が、衝撃的な一撃を放った。

 現地時間1月8日にサウジアラビアで開催されたスペイン・スーパーカップ準決勝で、レアル・マドリーは、バレンシアに3-1と競り勝った。

 この一戦で強烈な一発を見舞ったのが、ドイツ代表MFのトニ・クロースだ。15分、左CKのキッカーを務めると、相手GKのハウメ・ドメネクがゴールマウスを飛び出して、味方のマークを確認している瞬間を見逃さずに、素早く右足を振り抜く。ゴール方向へと鋭く曲がったボールは、ドメネクの必死のセーブをかわして、ゴールに吸い込まれた。

 その相手の隙を見逃さない洞察力と角度のないところからゴールへと蹴り込むキック精度は、「精密機械」と評されるクロースの面目躍如といったところ。スペイン・メディアもこのドイツ代表MFの一撃を称賛している。

 スペイン紙『Marca』は、マドリーでCKから直接ゴールを奪ったのは、1997年12月14日に行なわれたラ・リーガのメリダ戦でクロアチア代表FWのダボル・シュケルが決めて以来であることを紹介したうえで、「エル・ブランコ(マドリーの愛称)のナンバー8は、相手キーパーが眠っている間に、絶妙なキックで“オリンピック・ゴール(欧州におけるCKからの直接ゴールの総称)”を決めた」と称えた。

 また、同紙はファンに向け、「この芸術弾がクロースの才覚によるものか、ドメネクの凡ミスか、それとも両方か」という緊急アンケートを実施。3万7000人を超える投票の結果、半数以上の51パーセントが「クロースの才覚」によるものだと回答。「ドメネクの凡ミス」は、「両方」と答えたファン(26パーセント)より少ない23パーセントに留まった。

 クロースが放ったクラブ史上22年ぶりの芸術弾もあって、2020年は連勝スタートとなったマドリー。現地時間1月12日に行なわれる決勝では、バルセロナ対アトレティコ・マドリーの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「関係者は満足している」来季の久保建英は“白い巨人”に復帰か、再レンタルか――。マドリー番記者の見立ては?【現地発】
「ブーイングの夜、クボを逃がした重大さを知った」久保建英の前半戦をバルサ番記者はどう評価したのか?【現地発】
「バルセロナを訪問したんだけど…」“神童”ウーデゴーはなぜマドリー移籍を選んだのか?
「ひたむきな練習態度に驚いた」”神童”ウーデゴーが才能を開花させた「理想郷」 【現地発】
イブラの復帰やメッシのバロンドール受賞が火をつけた? C・ロナウドが復調した「21の理由」をイタリア紙が列挙!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ