「アンチェロッティを裏切ってアルテタを招聘」アーセナル新監督人事の舞台裏とは?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019年12月19日

アルテタは新米監督に過ぎないが…。

アーセナルはアンチェロッティ(右)と基本合意したが、その後にアルテタ(左)に方向転換していたようだ。(C)Getty Images

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 アーセナルの新監督人事は、途中で方向転換をしていたようだ。
 
 18年夏にアーセン・ヴェンゲルの後を継いだウナイ・エメリは今シーズンに結果を残せず、11月29日に解任。その後はコーチだったフレドリック・ユングベリが暫定監督を務めているが、ここまで1勝2分け2敗と結果が出ていない。
 
 やはり新監督が必要との見方は少なくない。実際にアーセナルは新監督人事に取り掛かっており、現地時間12月18日には『ガーディアン』紙などの現地メディアがミケル・アルテタの就任が決定的になったと報じている。
 
 アーセナルOBのアルテタは、2016年の引退後すぐに同胞ペップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・Cに赴き、アシスタントコーチを務めてきた。グアルディオラは慰留したものの、最終的には本人の意思を優先することで合意したという。
 
 しかし、イタリアの移籍専門記者ファビオ・サンティニによれば、アーセナルは事前にカルロ・アンチェロッティ(12月10日ナポリ監督を解任)と基本合意していたものの、これを反故にしてアルテタを選んだという。テレビ番組『7 GOLD』内でこう語ったのだ。
 
「アンチェロッティにとってファーストチョイスはアーセナルだった。ナポリを去った後にアーセナルから連絡がきて、一度は原則的な合意にも達していたんだ。しかしアーセナルはその後に考えを改め、アルテタを招聘することを決めた。裏切られたアンチェロッティはもちろん失望したよ。今はエバートン行きの話が進んでいて、間もなく合意するだろう」
 
 アンチェロッティはユベントス、ミラン、パリSG、チェルシー、R・マドリー、バイエルンなどを率いて計20個のタイトルを獲得してきた稀代の名将のひとり。一方でアルテタはあのグアルディオラもその指導力を高く評価しているが、監督経験がない新米指揮官に過ぎない。それでもアーセナルは経験や実績よりも、クラブOBというキャリアやフレッシュさを優先したということだろうか。
 
 このままアルテタがアーセナル、アンチェロッティがエバートンの新監督に就任すれば、新たな見どころになりそうだ。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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