香港も何度かチャンスを作ったが…
韓国で開催されているE-1選手権。19時30分からキックオフする日本代表対韓国代表の試合に先立ち、釜山のアジアドメインスタジアムでは16時15分から香港代表対中国代表の試合が行なわれた。
香港では中国の「逃亡犯条例」の改定案に対する抗議デモが長期に渡って続いている。そうした政治的な背景があるなかで両国が相まみえた“因縁の対決”だ。
序盤からペースを握ったのは中国。ボランチのモザパを中心としたパスワークで香港のプレスをいなしながら度々ゴールに迫っていった。
香港では中国の「逃亡犯条例」の改定案に対する抗議デモが長期に渡って続いている。そうした政治的な背景があるなかで両国が相まみえた“因縁の対決”だ。
序盤からペースを握ったのは中国。ボランチのモザパを中心としたパスワークで香港のプレスをいなしながら度々ゴールに迫っていった。
すると8分、CKからチー・シャンのヘディングシュートで中国が先制。その後は香港も速攻から2度シュートチャンスを作るも、いずれもモノにできないまま前半を終了した。
後半も中国がパスを回しながら、香港の隙を探る様相は変わらない。のらりくらりと試合を進める中国は、71分にチャン・シジェの冷静なPK弾で追加点を奪取。これで勝負の雌雄はほぼ決した。
前半途中には香港の選手の激しいチャージが中国選手を襲う場面もあり、後半には相手と接触した中国のワン・シャンチャオが一時ピッチを離れる事態もあったが、懸念されていたラフプレーなどはなく試合は2-0のまま無事終了。勝利した中国が3位を確定させた。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
後半も中国がパスを回しながら、香港の隙を探る様相は変わらない。のらりくらりと試合を進める中国は、71分にチャン・シジェの冷静なPK弾で追加点を奪取。これで勝負の雌雄はほぼ決した。
前半途中には香港の選手の激しいチャージが中国選手を襲う場面もあり、後半には相手と接触した中国のワン・シャンチャオが一時ピッチを離れる事態もあったが、懸念されていたラフプレーなどはなく試合は2-0のまま無事終了。勝利した中国が3位を確定させた。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)