「目立ったアタッカーは少なく…」
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2レグが、11月24日に埼玉スタジアム2002で行なわれた。サウジアラビアの強豪アル・ヒラルが2-0で浦和レッズを下し、2戦合計スコアも3-0とし、ACLのタイトルを手にしている。
この勝利を、サウジアラビア現地紙『Arab News』は、「サウジの”巨人”が偉大なタイトルを獲得」と大々的に報じた。
「アル・ヒラルは、2011年にカタールのアル・サッドが制して以来の、中東クラブのACL戴冠を果たした。また、2017年の決勝で浦和に敗れた際のリベンジをきっちり果たし、浦和を叩きのめした。レッズでめぼしいチャンスを作ったのは、2回ほど。目立ったアタッカーは少なく、決定機に持ち込んだのはタカヒロ・セキネ(関根貴大)くらいだ」
この勝利を、サウジアラビア現地紙『Arab News』は、「サウジの”巨人”が偉大なタイトルを獲得」と大々的に報じた。
「アル・ヒラルは、2011年にカタールのアル・サッドが制して以来の、中東クラブのACL戴冠を果たした。また、2017年の決勝で浦和に敗れた際のリベンジをきっちり果たし、浦和を叩きのめした。レッズでめぼしいチャンスを作ったのは、2回ほど。目立ったアタッカーは少なく、決定機に持ち込んだのはタカヒロ・セキネ(関根貴大)くらいだ」
さらに、『FOX Sports』のアジアサッカー通ガブリエル・タン記者は「両チームは出だしこそ硬かったが、サウジの巨人たちは第1レグの結果に慢心することなく貪欲にゴールを求める姿勢を見せ、結実した。浦和は、シンゾウ・コオロキ(興梠慎三)やカズキ・ナガサワ(長澤和輝)、タカヒロ・セキネ(関根貴大)らがコンビネーションでチャンスを作ろうとしたが、いずれも阻まれた」としている。
また、英大手経済紙『Forbs』のスティーブ・プライス記者も、「西アジアのチャンピオンは、自分たちが実力でアジア最高、かつ最大のクラブであることを証明した。アル・ヒラルが今季ACLの試合で決めたゴールは計26ゴール。この数字はほかのどのクラブよりも多い数字だ」と勝者を称えた。
アル・ヒラルは12月11日からカタールで開催されるクラブ・ワールドカップへの出場権を獲得。初戦は12日、チュニジアのエスペランスと対戦することになる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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