国内でのお披露目も済ませた新ユニホーム
11月6日、来年に迫った東京五輪で着用される、サッカー日本代表ユニフォームが発表された。
その後、10日に行なわれたなでしこジャパンの対南アフリカ戦、14日に行なわれたカタールワールドカップ二次予選のキルギス戦、そして18日に行なわれたコロンビアとU-22日本代表の親善試合で、次々とお披露目を済ませている。
新ユニホームのコンセプトは、「日本晴れ。」。前面は5色のブルーを用いたそれぞれの空のコラージュで構成され、背面は皆が共有した青空をイメージしたスカイブルー一色。これは、「日本晴れの空」を「選手が背負う」というストーリーになぞらえたデザインだという。
サッカー日本代表のユニフォームは2年に1度、刷新されている。すなわち今回のユニフォームは2020年の大舞台で日の丸を背負う選手たちが着用することを意味する。
発表後から様々な反響を呼んでいる今回の刷新について、日本代表のサプライヤーを務めるアディダスで、本プロジェクトを担当した西脇大樹氏に話を聞いた。
その後、10日に行なわれたなでしこジャパンの対南アフリカ戦、14日に行なわれたカタールワールドカップ二次予選のキルギス戦、そして18日に行なわれたコロンビアとU-22日本代表の親善試合で、次々とお披露目を済ませている。
新ユニホームのコンセプトは、「日本晴れ。」。前面は5色のブルーを用いたそれぞれの空のコラージュで構成され、背面は皆が共有した青空をイメージしたスカイブルー一色。これは、「日本晴れの空」を「選手が背負う」というストーリーになぞらえたデザインだという。
サッカー日本代表のユニフォームは2年に1度、刷新されている。すなわち今回のユニフォームは2020年の大舞台で日の丸を背負う選手たちが着用することを意味する。
発表後から様々な反響を呼んでいる今回の刷新について、日本代表のサプライヤーを務めるアディダスで、本プロジェクトを担当した西脇大樹氏に話を聞いた。
――かなり斬新なデザインです。
開発チームが礎にしたのは一枚の空の写真です。スタジアムから見上げる雲一つない青空。人々は空から希望を感じ取ります。
今から数十年前に東京で行われた、世界のスポーツの祭典について、当時を知る方に話を伺ったんです。開会式の空がとにかく青くて希望にあふれていたとおっしゃる方が非常に多かった。きっと、当時は高度経済成長期に入る中で、前向きな希望と自信にあふれた心模様で、開会式の青空を見上げていたのだと思います。
一方で、スポーツ界にとってのビッグイヤーを来年に控えた日本ですが、当時と違い必ずしもポジティブなものばかりではないかもしれません。
――時代の変化を反映しているんですね。
そんな時代だからこそ、「2020年はスポーツの力を通して、日本にもう一度前向きな希望をもたらす」ということを信じ、雲一つない青空から感じ取れるような前向きな希望を、サッカー日本代表を通して日本人にもたらしたい。そのような気持ちで、今回のユニフォームに「希望の空」を表現することにしました。