12節を終了したラ・リーガで最下位に沈んでいるレガネスが、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏を新指揮官に招聘する運びとなった。スペイン紙『Marca』は、４日中に契約が交わされると伝えている。

　ここまでわずか５ポイントのレガネスは、９節終了後にマウリシオ・ペジェグリーノ監督を解任。ここ３試合は、Bチームを指揮していたルイス・センブラーニョスが暫定で采配を振るい、10節のマジョルカ戦こそ勝利したものの、その後は連敗を喫していた。

　現在60歳のアギーレがスペインのチームを率いるのは、オサスナ、アトレティコ・マドリー、サラゴサ、エスパニョールに次いで５つ目で５年ぶり。サラゴサ時代に八百長に関与した疑惑で、14年８月に就任した日本代表監督の職をわずか半年で解かれて以降は、UAEのアル・ワフダとエジプト代表の監督を務めていた。

『Marca』によれば、アギーレ氏は金曜日に行なわれるレアル・ソシエダ戦から指揮を執る予定だという。ラ・リーガをよく知るベテラン指揮官が、どん底に沈むチームを立て直し、残留に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部