西川を「GSで最も印象に残った選手」と称賛も
ブラジルで開催中のU-17ワールドカップは、グループリーグがいよいよ佳境だ。グループDに所属する若き日本代表は現地時間11月2日、セネガルと対戦し、1-0で勝利。3試合で2勝1分けの成績を収め、同グループの首位突破を決めた。
現地のニュース情報誌『ISTOE』は、このグループDの結果を受けて「事前のオランダ有利という予想とはまるで異なる、ヨーロッパ王者が苦しみ、もしかしたら敗退するかもしれない。まさかの展開だ」と振り返った。
「この日、グループDではオランダがアメリカを4-0で破り、日本がセネガルを1-0破った。だがヨーロッパのタイトルホルダーであるオランダは、最終的な順位が3位に終わり、上位2チームのみが進むことのできる決勝トーナメントへのストレートインを逃した。それに比べ、日本はセネガルを相手に、たった1点で試合を決める勝負強さを見せた。結果、グループリーダーはアジアの日本となったのだ」
セネガル戦で唯一のスコアラーとなったFW西川潤はこの日、65分からの途中出場。日本をグループ首位に導く活躍を果たし、同誌は「グループステージで最も印象に残った選手だ」と評している。
現地のニュース情報誌『ISTOE』は、このグループDの結果を受けて「事前のオランダ有利という予想とはまるで異なる、ヨーロッパ王者が苦しみ、もしかしたら敗退するかもしれない。まさかの展開だ」と振り返った。
「この日、グループDではオランダがアメリカを4-0で破り、日本がセネガルを1-0破った。だがヨーロッパのタイトルホルダーであるオランダは、最終的な順位が3位に終わり、上位2チームのみが進むことのできる決勝トーナメントへのストレートインを逃した。それに比べ、日本はセネガルを相手に、たった1点で試合を決める勝負強さを見せた。結果、グループリーダーはアジアの日本となったのだ」
セネガル戦で唯一のスコアラーとなったFW西川潤はこの日、65分からの途中出場。日本をグループ首位に導く活躍を果たし、同誌は「グループステージで最も印象に残った選手だ」と評している。
さらに同誌は、グループCで2位突破を決めた韓国の躍進ぶりにも目を瞠ったようだ。
「フランス、チリという強豪と同組だった韓国は、最終節でチリを2-1で下し、3試合を2勝1敗で終えて2位の座を勝ち取り、自らの手で決勝トーナメント進出を決めた。フランスに次ぐ2位通過に意欲満々だったチリにとって、大いなる誤算となったに違いない」
グループリーグの最終節は、グループEとFの4試合を残すのみ。3位となったオランダやチリは、最終的な結果によって決勝トーナメント進出の可能性を残している。一方で突破が厳しいと目されていた日本や韓国、さらにはグループEで3位に付けているタジキスタンと、アジアの若者たちが予想外の奮闘。サッカー大国ブラジルでも注目を引いているようだ。
日本は現地時間11月6日、グループB、E、Fのうち最も好成績を残した3位チームとベスト8突破を懸けて戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部