2014シーズンJ各リーグ総まとめ & 2015シーズンの概要

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2014年12月13日

G大阪一色に染まった2014年。来季の注目は復活の2ステージ制。

理想的な展開で天皇杯を制したG大阪。J1昇格1年目での三冠達成という最高のかたちで1年を終えた。 (C) SOCCER DIGEST

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 天皇杯決勝でモンテディオ山形を3-1と下したガンバ大阪が三冠を達成して、2014シーズンの日本サッカートップシーンの幕が下ろされた。
 
 長い戦いを終えたばかりの戦士たちだが、日本代表選手たちには年末にトレーニング合宿、年明けにはアジアカップが控えており、それ以外の選手にとっても休息は束の間のものでしかない。そして、2月28日のゼロックススーパーカップを皮切りに、再びJリーグは戦いの火蓋が切られることとなる。
 
 ここでは、J各リーグの結果等を改めてまとめるとともに、来季、久々に2ステージ制が復活するJ1のシステムや、4チームが出場するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の組み分けなども確認しておこう。
 
【写真】G大阪三冠達成記念――世界の主な三冠クラブ
 
 
◎2014シーズン結果まとめ
 
◆J1
優勝:ガンバ大阪
ACL出場:本戦出場/浦和レッズ(2位)、鹿島アントラーズ(3位)プレーオフ出場/柏レイソル(4位) ※G大阪は天皇杯優勝チームとして出場
J2降格:徳島ヴォルティス(18位)、セレッソ大阪(17位)、大宮アルディージャ(16位)
得点王:大久保嘉人(川崎フロンターレ) 18点
 
◆J2
優勝:湘南ベルマーレ
J1昇格:湘南(優勝)、松本山雅(2位)、モンテディオ山形(6位)
J3降格:カターレ富山(22位)
得点王:大黒将志(京都サンガ) 26点
 
◆J3
優勝:ツェーゲン金沢
J2昇格:金沢(優勝)
JFLから昇格:レノファ山口(4位)
得点王:鈴木孝司(町田ゼルビア) 19点
 
◆ナビスコカップ
優勝:G大阪
準優勝:サンフレッチェ広島
 
◆天皇杯
優勝:G大阪(ACL本戦に出場)
準優勝:山形
 
◆ゼロックスーパーカップ
優勝:広島
 
 
◎2015シーズン概要
 
◆ゼロックススーパーカップ
2月28日(土)13時35分・日産スタジアム
G大阪(リーグ&天皇杯王者)対浦和(リーグ2位)
 
◆J1リーグ(※Jリーグ公式HPより)
18クラブによる2ステージ制 + スーパーステージ(仮称)とチャンピオンシップ(仮称)。
 
[リーグ戦]
各ステージ1回戦総当たりのリーグ戦(両ステージでホーム&アウェーとなる)。
 
[スーパーステージ(仮称)]
各ステージの1位チームおよび年間勝点2位、3位チーム(合計4チーム)による、ノックアウト方式のトーナメント戦(1回戦制)。
 
ファーストステージ1位またはセカンドステージ1位のうち、年間勝点が上位のチームと年間勝点3位チーム、ファーストステージ1位またはセカンドステージ1位のうち、年間勝点が下位のチームと年間勝点2位チームによる1回戦を行ない、1回戦の勝利チームが2回戦に進出し、スーパーステージの勝利チームを決定する。
 
年間勝点1位チームと、スーパーステージ進出対象チームが重複した場合は、年間勝点1位チームはチャンピオンシップに進出し、スーパーステージには出場しない。
 
各ステージの1位チームおよび年間勝点2位、3位チームが重複する場合は、各ステージ1位チームがシードされる。 ただし、スーパーステージ出場権を持ったチームが降格対象となった場合は、参加資格を失う。
 
試合会場はステージ1位チームをホームとする。
 
[チャンピオンシップ(仮称)]
年間勝点1位のチームと、スーパーステージの勝利チームによる対戦。
 
◆AFCチャンピオンズリーグ(ACL)
グループF
G大阪、城南FC(韓国)、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)、プレーオフ3の勝者
 
グループG
浦和、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)、水原三星(韓国)、プレーオフ4の勝者
 
グループH
鹿島、広州恒大(中国)、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)、プレーオフ1の勝者
 
プレーオフ
柏は2月17日(火)にチョンブリFC(タイ)かキッチー(香港)との対戦に勝利すれば、全北現代モータース(韓国)、山東魯能(中国)、ビン・ズオン(ベトナム)とともにグループEに組み込まれる。
 
※グループステージ開幕戦は2月24日(火)から、決勝戦は11月7日(土)と21日(土)にホーム&アウェー方式で行なわれる。
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